こんにちは、カズマグナムです。
先日は息子カズマグナム2号を連れて京都水族館に行ってきました!
ここは一度行ったことがあるのですが、海遊館ほど大規模ではないので動物の種類や量に関してはちょっと物足りない面がありますが、展示の仕方が色々工夫してあって、また違った楽しみ方ができるので結構好きです。
単に海の生き物を沢山見るためなら海遊館でもいいのですが、今回は何よりも息子カズマグナム2号にイルカのショーを見せてみたかったので、敢えて小規模な京都水族館を選んでみました。
コロナの影響があって入場制限がかけられたり、ショーも席が減らされていたりしましたが、その分ゆったりとした気持ちで観れたので、これはこれで良かったなと思います。
そして、イルカショーが始まったときの息子の興奮といったらもう!
その様子を動画に残せなかったのが心残りですが、カズマグナム2号の喜ぶ姿をみれたので大満足です!
↓(イルカショーに大興奮のカズマグナム2号)

今度は神戸のどうぶつ王国とか行ってみたいなー。
さてさて、今日もフランス語記事のご紹介。
先日は息子カズマグナム2号を連れて京都水族館に行ってきました!
ここは一度行ったことがあるのですが、海遊館ほど大規模ではないので動物の種類や量に関してはちょっと物足りない面がありますが、展示の仕方が色々工夫してあって、また違った楽しみ方ができるので結構好きです。
単に海の生き物を沢山見るためなら海遊館でもいいのですが、今回は何よりも息子カズマグナム2号にイルカのショーを見せてみたかったので、敢えて小規模な京都水族館を選んでみました。
コロナの影響があって入場制限がかけられたり、ショーも席が減らされていたりしましたが、その分ゆったりとした気持ちで観れたので、これはこれで良かったなと思います。
そして、イルカショーが始まったときの息子の興奮といったらもう!
その様子を動画に残せなかったのが心残りですが、カズマグナム2号の喜ぶ姿をみれたので大満足です!
↓(イルカショーに大興奮のカズマグナム2号)

今度は神戸のどうぶつ王国とか行ってみたいなー。
さてさて、今日もフランス語記事のご紹介。
↓(ouest franceの記事)

↓(記事のリンク)
今回の紹介記事へ
タイトルは、
「正しくて共和国的な学校の制服って何?」
という感じでしょうか。
9月14日に女子学生達が行った、「学校における服装の自由」を求める抗議運動に対して、教育省のJean-Michel Blanquer氏が「制服は平等を保障するための共和国的な服装(tenue républicaine)」であると反論したことが話題となっています。
教育省側は、学校は他者と共生し他者を尊重する必要がある場で、私的な場所ではなく、学生はそのような場に応じた服装をしなければならないと主張しています。この主張は、LREM(共和国前進)の議員などからも広く支持を得ているようです。
一方、社会学者のMichel Fize氏は、「制服の是非は議論に終わりのない問題だ」とした上で、「平等の保障は制服によって規定されるものではない。学校で不平等を意識させる要因は他にも沢山ある」といった旨の言葉で批判しています。
また、制服推進者の言う「適切な服装(tenue correcte)とは一体何なのか?」という点も議論になっています。特に「露出を控えるように」など、女子学生に対する制約が男子学生より多いという批判があがっていますが、Jean-Michel Blanquer氏は「男子学生にも運動時以外の短パンや帽子・フードなどを禁止しており、性差別では決してない。」と反論しています。
トランスジェンダーの学生についてはどうするのか、「普通の服装」とはそもそも何を基準にしているのか。議論は絶えませんが、制服の規制に反対する学生の多くは「規則を破りたいわけではなく、ただ自分のありのままの服装がしたいだけ」だと訴えています。
<今日のフレーズ>
今日は、制服を推進する側のJean-Michel Blanquer氏と、反対する学生側のコメントをそれぞれご紹介します。
-Jean-Michel Blanquer氏-
"Moi je parle d’inégalités. De discriminations. C’est pour cela que je suis favorable à l’uniforme à l’école : le principe d’égalité est essentiel dans les écoles de la République."
「私が話しているのは不平等と差別の問題で、だからこそ制服に賛成しているのです。平等主義はフランス共和国の学校の本質なのです。」
-学生-
"Il n'est pas nécessaire de dresser des interdits, chacun et chacune devrait pouvoir s’habiller comme ils et elles le souhaitent, à partir du moment où ce n’est pas violent ou injurieux pour autrui."
「禁止された服装をするのが重要なのではなく、他者を傷つけない限りにおいて、誰もが自分のしたい服装ができなければならないのです。」
まあどちらの言い分にも一理あるので、Michel Fize氏が言うように「制服の是非は議論に終わりのない問題」のような気がしますねー。
確かに制服には規範意識・所属意識を養うという点での教育的効果は一定程度あると思うし、生活が厳しくて私服をそんなに買えないとか、個性をあえて隠したいという人にとってはむしろ適していると思います。場合によってはある種のステータスになることもあったり。
一方で、決まった服装を押し付けられる窮屈さがあるし、どうしても性別を意識せざるを得ないので、性的マイノリティにとっては苦痛となってしまうかもしれません。人を不快にさせない範囲で好きな服装をすることの何がいけないんだ、という気持ちはすごくわかります。
自己表現の自由を認めるべきだという考えも、公の場と私的な場を区別するべきだという考えも、正直どちらも間違ってるわけではないので、多分文字通り終わりのない問題のような気がします。
ちなみに僕の母校の高校は私服の学校だったんですが、一応学校指定の「標準服」なるものもあって、生徒はどちらを着てもオッケーという感じだったので、その日の気分によって服装を選ぶこともできて、生徒としてはすごく気が楽だったなあーと今になって思います。規範意識を養うという効果は薄れてしまいますが、折衷案としてはまあ良かったんじゃなかろうか??
制服か私服か、というのではなくて、好きに選べるようにしたらだめなのかしら??と、個人的には思うのですが、、、。

↓(記事のリンク)
今回の紹介記事へ
タイトルは、
「正しくて共和国的な学校の制服って何?」
という感じでしょうか。
9月14日に女子学生達が行った、「学校における服装の自由」を求める抗議運動に対して、教育省のJean-Michel Blanquer氏が「制服は平等を保障するための共和国的な服装(tenue républicaine)」であると反論したことが話題となっています。
教育省側は、学校は他者と共生し他者を尊重する必要がある場で、私的な場所ではなく、学生はそのような場に応じた服装をしなければならないと主張しています。この主張は、LREM(共和国前進)の議員などからも広く支持を得ているようです。
一方、社会学者のMichel Fize氏は、「制服の是非は議論に終わりのない問題だ」とした上で、「平等の保障は制服によって規定されるものではない。学校で不平等を意識させる要因は他にも沢山ある」といった旨の言葉で批判しています。
また、制服推進者の言う「適切な服装(tenue correcte)とは一体何なのか?」という点も議論になっています。特に「露出を控えるように」など、女子学生に対する制約が男子学生より多いという批判があがっていますが、Jean-Michel Blanquer氏は「男子学生にも運動時以外の短パンや帽子・フードなどを禁止しており、性差別では決してない。」と反論しています。
トランスジェンダーの学生についてはどうするのか、「普通の服装」とはそもそも何を基準にしているのか。議論は絶えませんが、制服の規制に反対する学生の多くは「規則を破りたいわけではなく、ただ自分のありのままの服装がしたいだけ」だと訴えています。
<今日のフレーズ>
今日は、制服を推進する側のJean-Michel Blanquer氏と、反対する学生側のコメントをそれぞれご紹介します。
-Jean-Michel Blanquer氏-
"Moi je parle d’inégalités. De discriminations. C’est pour cela que je suis favorable à l’uniforme à l’école : le principe d’égalité est essentiel dans les écoles de la République."
「私が話しているのは不平等と差別の問題で、だからこそ制服に賛成しているのです。平等主義はフランス共和国の学校の本質なのです。」
-学生-
"Il n'est pas nécessaire de dresser des interdits, chacun et chacune devrait pouvoir s’habiller comme ils et elles le souhaitent, à partir du moment où ce n’est pas violent ou injurieux pour autrui."
「禁止された服装をするのが重要なのではなく、他者を傷つけない限りにおいて、誰もが自分のしたい服装ができなければならないのです。」
まあどちらの言い分にも一理あるので、Michel Fize氏が言うように「制服の是非は議論に終わりのない問題」のような気がしますねー。
確かに制服には規範意識・所属意識を養うという点での教育的効果は一定程度あると思うし、生活が厳しくて私服をそんなに買えないとか、個性をあえて隠したいという人にとってはむしろ適していると思います。場合によってはある種のステータスになることもあったり。
一方で、決まった服装を押し付けられる窮屈さがあるし、どうしても性別を意識せざるを得ないので、性的マイノリティにとっては苦痛となってしまうかもしれません。人を不快にさせない範囲で好きな服装をすることの何がいけないんだ、という気持ちはすごくわかります。
自己表現の自由を認めるべきだという考えも、公の場と私的な場を区別するべきだという考えも、正直どちらも間違ってるわけではないので、多分文字通り終わりのない問題のような気がします。
ちなみに僕の母校の高校は私服の学校だったんですが、一応学校指定の「標準服」なるものもあって、生徒はどちらを着てもオッケーという感じだったので、その日の気分によって服装を選ぶこともできて、生徒としてはすごく気が楽だったなあーと今になって思います。規範意識を養うという効果は薄れてしまいますが、折衷案としてはまあ良かったんじゃなかろうか??
制服か私服か、というのではなくて、好きに選べるようにしたらだめなのかしら??と、個人的には思うのですが、、、。
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