こんにちは、カズマグナムです。

僕カズマグナムは最近バルーンアートに興味を持っています。何故バルーンアートなのかというと、この間息子カズマグナム2号に風船を膨らませてあげたら殊の外喜んでいたので、バルーンアートならもっと喜ぶかもしれないと思ったのと、単純に色々作ってみたいという欲求とがあったからで、早速ですが注文してしまいました。

実は僕、過去に一度だけバルーンアートの製作体験を受けたことがあって(といっても5〜6年前くらいですが)、バルーンアートを作ることには妙に自信があります。バルーンアートで色々と作れるようになったら飾り付けとかもできるようになりそうだし、折角なら上達したいなあー。僕結構ハマり症なので、もしかしたらすごいのが作れるようになるかも??

とか言ってすぐ飽きるかもしれませんが、まあとにかく届くのを楽しみに待っている今日この頃。



さて、今日もフランス語新聞の記事をご紹介します!




↓(ルモンドの記事)

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↓(記事のURL)







タイトルは、
「マダガスカル島での6000万本の木の植林と、いくつかの問題点」
という感じでしょうか。





1960年に独立して以来、農畜産業や木材の輸出などの経済活動や森林火災によって全体の44%の森林を失ってしまったマダガスカル島ですが、昨年政府主導により6000万本の木を植える計画がなされ、1月19日にその第1回目として1日で100万本の木が植えられました。

集まった人々は市民や企業、公務員など幅広く 、その数は約12000人にのぼり、この計画に対してはアメリカのUSAID(アメリカ合衆国国際開発庁)から6000億ドル近い多額の支援を受けているようです。


当初この植林は、マダガスカルのBôndyという民間企業が「ギネス記録(1日で100万本植林する)への挑戦」という名目で計画したもののようで、政府は後から参入したようです。
ですが、植林に伴う莫大な費用(植林作業者のキャンプ施設管理、警備など)をBôndyでは賄えず、政府との方向性の不一致を理由にBôndyは計画から外され、政府単独によるプロジェクトとなりました。

一方この植林計画に対しては、その後の生育管理や災害対策などがきちんとなされるかなど懸念も出ており、ギネス記録のためだけに人の管理能力を越えた植林をすることに批判の声もあります。





<今日のフレーズ>
今日は、政府主導の植林計画に対する懸念を示す研究者のコメントをご紹介します。


 la foresterie est un projet de long terme. Le record d’arbres plantés en une journée est un mauvais indicateur. Un reboisement s’évalue sur dix ans, et pas sur une année de plantation.

「植林事業は長期にわたる計画です。1日で植えた木の記録を求めるのは悪い兆候です。植林は植えた年ではなく、10年にわたって評価される必要があるのです。」


60 millions d’arbres par rapport au taux de déforestation de Madagascar, c’est peu. Mais par rapport à notre capacité à gérer sur le long terme, c’est beaucoup

「マダガスカルの森林破壊の割合と比べると、6000万本は十分ではありません。しかし、私達の長期的な管理能力と比べると多過ぎるのです。」






失われた森林を取り戻すため植林をするというのは良く聞く話です。確かに植林は環境に良いイメージはありますし、実際木を植えなければ森林の再生は難しいのが現実だと思います。
が、ただ植えればいいってものではなく、幼木の段階では保護も必要だし、成長後管理をおろそかにして放置してしまえば放置林となって荒廃してしまいます。木々が犇きあった森林は火災が起きた時など延焼の原因にもなるので適度な間伐が必要だと思うし、特定の樹種だけを植えることが生態系の撹乱につながるという可能性も考えられます。それに恐らく植物だけでなく、そこに住む動物の管理も必要になってくるでしょう。

そう考えると、記事の研究者が語るように 6000万本もの植林が果たして適切なのかというのは、大いに疑問が残るところです。政府主導というのもあってか、インパクトのある活動の方が国民受けするっていう発想でしか無いような気がします。一過性のイベントだったらギネス記録に挑戦というのもまあ有りかと思いますが、継続性があってその後にも影響があることをインパクト先行でやるのは危険です。

植林に動員したのと同じくらいの人が管理にも携わってくれれば問題ないですが、そんな地味な仕事に献身してくれる人はいないだろうし、、、先が思いやられますね〜。


植林に限らず、日本で開催されるオリンピックとか万博みたいな大きなイベントでも同様の問題はあるし、イベント時に限らず大概の政府主導の政策は、看板だけは大きいけど長期的な計画や見通しは全然無いってことが多い気がします。


こういった見た目のキャッチーさに惑わされないように、僕たちの方がいつも目を光らせておかないとダメですね。



てことで、今日はこれでお終い!


À bientôt !!


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