こんにちは、カズマグナムです。
引っ越してからはや二ヶ月ほどが経ち、ようやく部屋の整理が出来てきました。引っ越してみたら余りにも狭くて最初はどうなることかと思いましたが、思い切って色々捨てたり収納を工夫して何とかなったので一安心。とはいってもまだ気に入らない部分はあるのですが、とりあえず細かいところは時間をかけながら変えていこうと思います。
ところで先日、家の近くにある輸入壁紙屋さんでたまたま安く壁紙が売ってあったので、特に目的はなかったのですがデザインが気に入ったものがあったので試しに1つ買ってみました。
壁紙って素敵だけど業者に頼むと高いし、かといって自分でやるのは大変そう、、、って思ってたのですが、案外手軽に出来てびっくり!ちょっとはまりそうです。
↓今回は試しにトイレの壁に壁紙を貼ってみました。
細かいところを近くで見ると粗があるのですが、まあとりあえず成功かなー。いつでも張り替えできるし、もっと他の場所にも貼ってみようと思います。
さてさて、今日はリベラシオンの記事をご紹介です!
↓(リベラシオンの記事)
↓(記事のURL)
タイトルは、
「どのようにクジラが地球温暖化抑止に貢献しうるのか」
という感じでしょうか。
二酸化炭素の削減に寄与する生物としては通常植物などの光合成生物が挙げられますが、海生の大型哺乳類であるクジラも二酸化炭素の削減に寄与しているという報告が発表されました。
といってもクジラが光合成をするわけではなく、クジラの脂肪に蓄えられた多量の二酸化炭素(1頭につき33トン)がクジラの死亡時に植物プランクトンの光合成源になるとか、クジラの排泄物が植物プランクトンの餌になるとか、またクジラの移動によって海面に栄養素が行き渡るようになって生態系の多様性を維持できるというような、間接的な効果をクジラがもたらしていることがわかったのです。
ですが、近年クジラの数は急激に減っており、そのせいで植物プランクトンやオキアミの数も減っています。原因は漁網の影響や海洋プラスチック、騒音、船との衝突、商業捕鯨などさまざまですが、特に商業捕鯨の影響は大きく、捕鯨が始まる前から現在までで個体数は約300万頭減少しています。
<今日のフレーズ>
今日はクジラの個体数減少に対する対策が急務であることを訴える最後の一文をご紹介します!
A moins que d’autres mesures ne soient prises, nous estimons qu’il faut compter au moins trente ans pour doubler la population actuelle de baleines, et plusieurs générations pour qu’elles retournent à leur niveau avant le début de la pêche commerciale à la baleine. La société et notre propre survie ne peuvent pas se permettre d’attendre si longtemps.
「もし他の対策が取られなければ、クジラの数を現在の倍にするためには30年、商業捕鯨の始まる以前の水準に戻すまでには何世代もかかると私たちは推測しています。社会や私たち自身の生存のためには、そんなに長い時間待つことは出来ません。」
商業捕鯨に関しては日本はまさに当事者国として考えなければならない問題です。ですが日本は捕鯨に関する外国からの批判を免れるため、国際捕鯨委員会(IWC)から脱退し、商業捕鯨を続ける道を進んでいます。
まあ食糧難の時代であれば食用としての捕鯨はある程度認められる余地があるかもしれませんし、相手国の文化を考慮しない強硬な反捕鯨団体の活動には疑問に思うこともあるのですが、今現在の世界の潮流や環境を考えると、そこまで無理して商業捕鯨する必要があるのかな?と思います。
世界の人口が爆発的に増えていて食糧が不足するという見方もあるかもしれませんが、だからといってあえて個体数の少なくなっている鯨を食べる必要はなく、タンパク源は他にもあるので個体数に余裕のある動物や大豆などの植物で補っていくことも可能では無いのか?それに、あえて鯨を食べたいという人がそんなに沢山いるわけでもなさそうですし、、、とにかく持続可能な食糧供給の仕組みを作らないといけないと思います。
食糧問題というよりも、捕鯨文化の維持とかそんな理由があるのかもしれませんが、そんなのは二の次だと思います。鯨の数が増えすぎているというのなら話は別ですが、逆に減っている現状であればまずは個体数の回復を優先していくべきで、人間の文化が生態系維持よりも優先されるなんておかしな話です。
温暖化対策にも余り積極的な姿勢が見られない日本ですが、この辺で世界をリードしていく気概を見せて欲しいものだなー、なんて。
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