こんにちは、カズマグナムです。



1~2年くらい前に息子カズマグナム2号が原因でメガネが壊れてしまったのですが、セルロイドで修理できない感じだったので、アロンアルファでくっつけてしばらく騙し騙し使っていました。
それ以来ことある毎に繰り返し壊れてしまって、その度にアロンアルファでくっつけているので、さすがにもう見た目にボロい感じになってしまっているのでいつか買い替えたいなーと思いつつ、メガネはレンズ代も含んでて高いのでなかなか勢いでは買えず、もどかしい今日この頃。。


もう10年くらい使っているのでまあ頑張ったほうかなーとは思うものの、使えるうちは使い倒したい性分もあるので、とりあえずしばらく(あと数年くらい?)は我慢して、修復不可能になるまで頑張ってみようと思います。惨めにならない程度に、、







ってことで、今日はものを大事に使うファッション文化の兆しについてのフィガロの記事をご紹介します!




↓(フィガロの記事)

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↓(記事のリンク)

今回の紹介記事へ





タイトルは、
「服のリペアがラグジュアリー産業の未来の姿?」
という感じでしょうか。






毎年数百万トンもの衣服やアクセサリーがちょっとした欠陥が理由で捨てられています。また一方では、家の中にもそういった理由で着なくなった服などが保管されています。直せることなら自分で直してできれば使いたいけど、出来ないから仕方なく新しいものを買う、というケースも多いのではないかと思われます。

そんな消費社会を代表するかのようなモード界のあらゆる分野で、近年は保存・修理・リサイクル・リユースといった環境への影響に配慮した新しいファッションの形が注目されています。



買い換えるのではなく、質の良い、修復を前提とした服。ファッションをそういった方向に変えた先駆者としてHermès(エルメス)が挙げられます。

エルメスは「修復して使えるものこそ贅沢品だ」という理念のもとに、リヨン近郊にある2ヶ所の修復専門アトリエで、およそ80人の職人により年間10万点ものリペア製品を生み出しています。


他にも靴のリペアを手掛けるJ.M.Westonや、古着を新品と交換し、さらにその古着をリメイクして再販するA.P.C,ブランド関係なく修復しリサイクルを手掛けるスニーカーブランドのVejaやアウトドアブランドのPatagoniaなど、数々のブランドが地球環境の保護に重点を置いたビジネスを展開しています。


こういった動きのきっかけになったのが、劣悪な環境で働かされていたバングラデシュの衣服工場の従業員1000人以上が死亡した、「ラナ・プラザ崩落事故」で、大量消費を前提としたファッション界の在り方に多くの人が疑問を抱くようになりました。




また、修理等のサービスだけでなく、自分でリペアが出来るように技術を教えるアトリエをつくるという動きも出ています。技術を身につけることでもし自分で服を直すことができれば、愛着を持って長く服を着続けることができるからです。

かつては服を縫ったりする作業は女性のすることだという風潮がありましたが、近年では、技術を身につけることが自信につながるという面でも、技術を覚えたいという人は増えているようです。

また、衣服を直すという行為は、ファストファッションに代表される「大量消費社会」への抵抗の象徴とも考えられており、環境保護運動の一環として広めようという動きも出てきています。




今後ファッション業界では、パッチワークなどを手掛けるMacron&Lesquoy、デニムの補修をするSuperstitch、スニーカーリペアを行うSneaker&Chillといったリペアを専門とする人々が増えると考えられます。また、家庭や結婚式場などに出張しリペアサービスをしてくれるTilliなど、時代の養成に応じた新たな形の仕事も現れています。



ある意味では、「Trouver de la beauté dans les imperfections(不完全の中に美を見出す)」という、数百年前から日本の陶磁器で行われている「金接ぎ」にも通ずる哲学が、あるいは「le wabi-sabi(侘び寂び)」の精神が、ファッションの世界で再興しているとも言えるのかもしれません。


<今日のフレーズ>
今日は記事の終わり、衣服を直すことと日本の伝統とのつながりについて語る一文をご紹介します!

"Je trouve les choses plus belles quand elles sont accidentées. Ainsi, dans ce que j'entreprends en tant que designer, je m'adapte à ce que je trouve. Dans la réparation, il y a des couches successives, mais il ne faut pas forcément vouloir revenir au point de départ initial."

「私は壊れたものにこそ美しさを見出します。そして私はデザイナーとして、その美しさを作品に反映させています。修復という行為は蓄積していきますが、必ずしも元の状態に戻らなければならないわけではありません。」





最早言い古された感すらありますが、近年はファッションに限らずあらゆるものにスピードや低コスト、手間がかからないといった「ファスト性」や「効率性」が求められている気がします。そしてそれに反比例するかのように、物事に時間をかけたり1つのものを長く使い続けるという考え方はどんどん軽視されてもいるようです。


勿論同じかそれ以上の品質のものが効率よくできるというのであれば手間が省けるに越したことはないと思いますが、時間を削ったぶんだけ質が落ちるというのであれば(サービスの効率化などを除いて実際の生産物の質を考えた場合、現実はほとんどそうなってると思いますが、、)、やはりそういった風潮に「本当にそれでいいのか?」と問う必要があるのではないかと個人的には思います。


良いものや手間ひまのかかるものは確かに高く付くけどそれだけ大事にしようという気持ちにもなるし、何より物語性があります。語り継ぐことのできる物語をもつものというのは、それだけでお金では測りえない価値があるような気がします。




ちなみに僕自身は一度買ったものは値段に関係なく修理してでも使い続けたいタイプ。服であれば数千円のものでも数万円のものでも、同じように大事にして着続けています。破れたりしても補修して、むしろその補修跡を新しい表情として楽しんでいます。


この間は購入して6~7年くらい経つ革靴に穴が空いてしまったので、新しいのを買おうかと一応色んなお店を回って探したのですが、いくら探しても何故かぐっとくるようなものに出会えなかったので、結局買った値段よりも高いお金を払って修理して、今も履き続けています。


あと、物凄く気に入っていた器を落として割ってしまったときも、捨てずに「金接ぎ」してもらって、今でもそれをずっと使い続けています。これも買った値段の倍くらいの修理代がかかりましたが、それでも迷うことなく修理に出しました。




それぞれ別に凄く特徴のあるものでも高級なものでもないのですが、使っているうちにできた傷や汚れも味わいになって、愛着が湧くようになったのだと思います。使い続けることでどんどん「自分のもの」になっていくような感覚が、心地良いのです。





買っては捨てて買い換えるという消費の仕方では、そういった物との繫がりを楽しむということができません。時代の流れが消費社会に飲み込まれていくのはある程度仕方がない面があるのかもしれませんが、やっぱり悲しいですね〜。





てことで、今日はこれでお終い!




À bientôt !!






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