こんにちは、カズマグナムです。
最近家族全員で出かけるときは息子カズマグナム2号が母親に甘えて抱っこをねだり、おとなしくベビーカーに乗ってくれないので、遠くへのお出かけがしづらくなってしまいました。
僕と2人で出かけるときは諦めて大人しくなるのですが、やはり母親が近くにいると全然ダメのようです。
なので最近の休日の行動範囲は非常に狭く、大体近くの公園で遊んで終わりという感じです。うーん、もっと色々お出かけしたいけど、しばらくの我慢かしら。。
まあのんびりできて、これはこれで有意義なんですけどね〜。
さて、今日もルモンドから記事のご紹介です!
↓(ルモンドの記事)
↓(記事のURL)
タイトルは、
「ニューヨークが2022年からフォアグラの販売を禁止」
という感じでしょうか。
高級食材として知られるフォアグラ(ガチョウやアヒル)の生産工程で行われる「強制給餌(gavage)」が残虐で倫理に反するとして、NY市は2022年からフォアグラの提供や販売を禁止することを決定しました。違反した場合は500〜2000ドルの罰金が科せられる見込みです。
今年の1月からカリフォルニアでも同様の施策が採られており、その決定に対して反発する訴訟も続いています。また、その他デンマークやイギリス、オーストラリアでは既にフォアグラの生産は禁止されています。
今回のNYの決定については、動物保護団体からは歓迎の声が挙げられている一方で、フォアグラを生産する企業やレストランなどからは市場の縮小や従業員の解雇の恐れがあることから不満が出ています。
<今日のフレーズ>
今日は、今回の決定に反対する側の意見として、NY北部に拠点を置くフォアグラ製造企業のHudson Valley Foie Gras側の意見をご紹介します。
"la quantité de grains administrée aux canards ne dépasse pas celle qu’ils pourraient manger d’eux-mêmes.・・・・le gésier du canard a naturellement une fonction de stockage et n’a pas la sensibilité de celui d’un homme."
「アヒルに与えられる餌の量は、彼らが食べられる量を超えてはいない。・・・アヒルの砂嚢は貯蔵機能を備えていて、人間ほど敏感なものではない。」
自分達が食べる食材がどの部位かは分かったとしても、その製造工程にまで思いが及ぶことはあまりないかもしれません。初めてフォアグラの製造工程を知ったときは、正直僕も酷いな〜と感じました。
でもよく考えると、畜産や酪農っていう産業自体が同じような残酷さをそもそも秘めているというふうにも僕は感じます。以前ブログでも牛乳生産工程のもつ残酷な一面を取り上げましたし、家畜の生産には多かれ少なかれ強制給餌的なことは行われていると思うので、その辺はどうなるんだって思います。
まあ動物愛護を訴える人々はそもそも動物性の食材自体に批判的だと思うので、そういったものも含めて禁止すべきだという立場なんだと思いますが、フォアグラだけを取り上げて残酷だというのも、少し違和感がないでもないです。確かにエグいといえばエグんですけど、、、
記事によれば、強制給餌によらないフォアグラの生産も試みられていますが、商業ベースにはまだまだ乗っていない状況のようですね。
いずれにせよ、食べ物の製造工程を理解するということは大切なことなので、僕も今後意識したいなと思います。