こんにちは、カズマグナムです。
今日は息子カズマグナム2号が通う保育園で秋祭りがありました。
模擬店や縁日があって何か文化祭みたいで楽しそうだったのでワクワク、ちょっと季節外れながら甚平を着て、いざ出発!したものの、到着してみると何だか不機嫌なカズマグナム2号。担任の先生に会っても目を伏せてしまいます。
「何かいつもと違いますねー」と先生。保育園に預けられるとでも思ったのか、しまいには泣き出してしまいました。
先週はずっと体調を崩していて保育園に行かず、家で過ごすことが多かったので、離れるのが嫌だったのかなー。せっかくのお祭りなのに結局縁日はあまり楽しめずでした。。
でもその後模擬店のご飯を食べたら、すっかり上機嫌になったカズマグナム2号なのでした。
さて、今日もリベラシオンから記事のご紹介でーす。
↓(リベラシオンの記事)
↓(記事のURL)
タイトルは、
「ホームヘルパー:政府が70歳以上の高齢者への資金拠出を停止」
という感じでしょうか。
財政難を訴えるフランス政府は、2020年の予算において、在宅介護サービスを受けている70歳以上の高齢者がこれまで受けていた税負担の控除を中止することを発表しました。ただこの決定は事前に十分な議論がなされていたとは言えず、各方面からは批判の声が相次いでいるようです。
政府としては、子供やシングルマザーなどといった税控除を受けられるその他の人々とは違って、介護サービスを受ける余裕のある高齢者への控除は不要であるという考えのようです。
<今日のフレーズ>
今日は、予算を抑えるためには税控除の廃止ではない他の手段を取るべきだとするコメントの一部をご紹介します。
"Surtout que dans la majorité, plusieurs députés proposent depuis des mois une autre solution : plafonner le crédit d’impôt dont bénéficient tous les particuliers employeurs pour éviter qu’il ne profite aux plus riches."
「特に多くの議員は数ヶ月前から、富裕層に有利になることを避けるため、全ての雇用主が恩恵を受けている税額控除の基準を上げるよう提案している。」
日本でも同様に社会保障費の財源がないということで、高齢者の医療費自己負担額を上げるという話が出ていて、高齢者への締め付けはますます厳しくなっています。それに対して、もっと富裕層や法人から税金をとるべきだという意見もよく聞きます。今回の消費税増税にしてもそうですが、いずれにしても結局は「どこからさらなる税金をとるべきか」という話に終始していて、「いかに税金を増やしていくか」という発想が無いのが不思議でなりません。
企業が一度腹を括って新たに雇用を生み出したり給料を増やせば、所得が増えた分購買力が上がるので、消費も喚起できるはず。そうすると企業も利益がでるからさらに雇用が生まれると思います。うまくいけばさらに所得を上げる余地が出てくるかもしれません。投資意欲も高まってさらに事業が活性化するかもしれません。そうすれば、それに連動して消費税、法人税、所得税も発生するから自然と税金が集まるんじゃなかろうか?
どうして今のデフレ状態でさらに税金を取ろうという発想になるのか?いくら考えても意味がわからない。
企業は株主の利益だとか何だかで、とにかく単年度とか目先の利益を出さないといけないという構図が、根本的に問題じゃないかと思います。政府予算も同様で、単年度黒字とかを求めるからそんな訳の分からない政策になってしまうんじゃないでしょうか。
もっと長い目で投資を回収していくという発想が無いと、ダメじゃないかと思います。
でも多分、長年変わらなかった政策が突然変わるってこともないんでしょうし、フランスにしても日本にしても、きっとこのまま不毛な政策を続けていくんでしょうね〜。馬鹿馬鹿しい。