こんにちは、ネット音痴のカズマグナムです。

僕は基本的にはネットサーフィンくらいしか脳がないアナログ派で、お家にはテレビもパソコンもありません(奥さんは仕事用に持ってますが)。音楽はCD、本も新聞も紙が良い!っていうタイプなんですが、今日はフランス語の新聞で読んだネットに関する記事の紹介をします。
専門的な知識はないですが、興味はあるので取り上げます、、、
専門に長けた方には失礼ながら、ご了承をば


今日の記事は、、


↓(ルモンドの記事)

FullSizeRender

↓記事のURL↓




タイトルだけ訳すと、
「ソーシャルネットワーク、個人データ、アルゴリズム、、、より明るい未来のネットワークをどう生み出すか?」
という感じでしょうか??

タイトルから想像されるように、昨今大きな話題、問題となっている、SNSを始めとするネットワーク社会の問題と展望について書かれた記事です。
まずは概要をご紹介。




<ネット社会の発展>

記事全体は、ドイツのライプツィヒで昨年末の12月27日から30日にかけて行われた、CCC(Chaos Communication Congress)というホワイトハッカー集団の会議内容が主となります。


ネット社会の発展によって人々はより自由になり、情報へのアクセスも容易になって、社会と分断されていた壁が徐々に無くなってきました。
ただ一方で、そのことによって、「ネットによる外国への干渉」、「ヘイト発言」、「個人データの収集」といった負の影響が浮き彫りになってきたのです。


彼らは、だからといってネット社会を単純に取り締まるのではなく、誰もが公平・公正にネットを利用できるように、自由・自律を保った形で状況を改善していこうという理念をもち、「ネット社会=危険、悪」というイメージを払拭しようと努力しているようです。




<選挙介入を防ぐためには?>

2016年以来、世界での選挙におけるネットの影響力は増大し、それが大きな問題となっているようです。
ロシアによるアメリカ大統領選挙介入の問題がこの記事では取り上げられていますが、自国内での軍による介入や反対派の工作なども、恐らくどんどん増えてきているのでしょう。中国によるアメリカ地方選への干渉も先日は話題になっていましたね。

ロシアのアメリカ選挙介入の例では、フェイスブック上での広告を装った情報操作が行われていました。つまり、人々が普段利用しているプラットフォームが悪用されていたということです。知らないうちにそういった広告をクリックすることで、フェイスブックのアルゴリズムに従って偏った情報がその人にどんどん流されるようになります。それで、無意識のうちに情報操作が行われているのです。


この問題をうけて、フェイスブックに対して政治的公平性・透明性を保つように指導が入りました。しかし、フェイスブック側は「対策はしているが、広告主が誰かを特定することはできない」と答えています。

結局、不当な広告に対しては未だにお金が支払われることになってしまっているのです。

会議メンバーの1人は、「2020年のアメリカ大統領選挙までに、人々がネット広告の功罪をもっと理解できているようになってほしい」と語っています。つまり、私達一人一人が、もっと問題に関心を持たなければならないということですね。

そして別の1人は、「フェイスブックのイイねの数や、ツイッターのリツイートの数が利益に繋がるような経済のシステムに大きな問題がある」と言っています。

より人々の目に留まりやすく、最もらしい情報が流れやすいのもここに原因があるのでしょう。

これについては日本も他人事ではありません。SNSがこれだけ普及している以上、あらゆる情報の介入が考えられるわけです。クリック1つで社会の動きに影響を与えることになるということは、私達も理解しておくべきでしょう。




<個人データの管理はどうするか>

ここ数ヶ月で、フェイスブックを始めとする多くの企業で個人データの流出が問題となっています。ですが一方で、今の私達の社会はインターネットに支配されていて、個人データや広告によって成り立っているという状況です。

今は私達が何かアプリを入れたりサイトに登録するたびに、そのサイト運営者などに個人データが送られてしまいます。
これはネットに限らず、例えば携帯電話や保険契約、銀行口座開設など、あらゆる場面で私達の情報は第三者に提供されることになります。

これに対して会議では、「不必要にデータを要求しないよう、ユーザーに選択の余地を与えるべきだ」と語られます。


20年前はデータに対する危機意識は全くなかったに等しいですが、今は多くの人が、データの扱いについて神経質になってきています。

データの利用と管理のバランスを取るために大事なことは、企業への圧力を強めていくことです。その為にも、個々の理解が不可欠となってきます。




<アルゴリズムは非難されるべきか>

アルゴリズムとは、ユーザーの書き込みや閲覧情報などから、そのユーザーの関心がある情報を自動的に優先的に表示するように仕向けるネットの仕組みのことです(僕の素人なりの解釈ですが、、)。
身近でわかりやすいものは、アマゾンの購入履歴からその人の「おすすめ商品」が割り出され、表示されるシステムですね。わりと身近です。


で、このアルゴリズムの仕組みについても会議では問題視されていますが、これについては議論が深まっていないようです。

懸念されているのは、このアルゴリズムの仕組みが、いずれユーザーの関心を特定の方向に仕向けるようになるかもしれないということです。戦争時代のプロパガンダみたいなものですね。

今は、実際にユーザーの関心に従って様々なデータが紐づけられていますが、それがいずれは関心とは関係なく、特定の情報に誘導されるようになるかもしれません。アルゴリズムのそういった強制力があまり理解されていないことは大きな問題です。


ですが、ここでプラットフォーム企業を排除してしまうことは解決になりません。ここでもやはり、私達がその仕組みを理解しておくことが必要となります。私達の手の届かないところで、コントロール出来ないところでデータは動いているのだということを。




<巨大IT企業なしにインターネットを利用できるのか?>

これまで述べたような様々な悪影響を考えても、次の事実を否定することは出来ません。
つまり、「私達は巨大プラットフォームの存在に完全に依存している」ということです。

ですが、悪影響があるからといって今のデータ社会から離脱することは得策なのだろうか?

「それをすべてのユーザーに強いるのは難しい」と、会議のメンバーの1人は言います。彼はフェイスブックを退会しましたが、それによって同時に多くの友人とのコンタクトが無くなってしまいました。
やはり多くの人にとって、失うものの大きさと天秤にかけても、巨大プラットフォームに依存している状況の方がはるかに良いというわけです。


ですが巨大プラットフォームに支配される形でなく、ユーザー主導の「脱中心化」したネット社会が作り出せれば、それが解決策となる、と会議のメンバーは語ります。




<技術的ではなく、政治的な問題>

GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)のような巨大プラットフォームは、人々の活動をインターネットに依存させることで成功してきた企業です。ですがその一方で、その中央集権的なシステムを壊そうと試みる企業も出てきています。

ここで例に挙げられているのは「what's up」や「slack」といったチャットツールや「next cloud」というファイル共有ツールです。これらのツールは、巨大企業のサービスに依存することなく互いにデータのやり取りが出来る仕組みのようで(その仕組みは僕はわかりませんが、、)こういった取り組みをしている企業が徐々に増え始めているとのことです。


これまで述べてきたような様々な問題は、技術的に不可能ではなく、政治的な問題が障害になっているのだ。と記事は締めくくられています。




確かに僕たちの生活は、完全にネットに依存してしまっています。
僕が今こうしてブログを書いているのもスマートフォンですし、ブログを書くためにライブドアに個人情報登録してデータを渡してますし、そもそも携帯電話を契約することで情報はとられてますし、こないだ保険の契約したんですけど、その時もやっぱり保険会社に情報渡してますし、、、といったらほんとにキリがないくらい。


でもそこから抜け出せますか??と言われると、普通に暮らしていく以上はまあ無理でしょう。「携帯電話なんてなくても生きていける!」って言うのは簡単ですが、周りが迷惑します。やっぱり社会生活がそういったシステムに依存している以上、もはや後戻りできない状況ということです。そこを、どううまく切り抜けていくか??一人一人が功罪を理解するしかないんでしょうね〜。知らずに悪事に加担しているという事だけは、避けたいものです。


日本政府がこれからキャッシュレスを推進しようと力を入れていますが、それだって情報が第三者に取られることになるわけで、そうなると僕たちの情報は全て、政府や企業の管理下に置かれるわけです。うーん怖い。正直やめてほしい。便利さの為に自分を売るのはイヤだー




ということで、ちょっと長めの記事を読んで疲れたので、これでおしまーい


ではまた! à la prochaine!

↓以下のバナークリックして頂けると嬉しいです!小躍りします!よろしくお願いします!




にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ