こんにちは、映画大好きカズマグナムです。
最近は育児に踊り狂っているので中々観れませんが、年末年始は少し時間がゆったり持てたので、息子の寝た後に久しぶりに映画を観ました!

ブログのタイトルがフランスを標榜しているので、やはりここはフランス映画でしょ!って事で観たのが↓の映画です。
あ、ちなみにネタバレ注意です!


「ブルゴーニュで会いましょう」
2015年 フランス
監督 ジェローム・ル・メール

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ブルゴーニュの隣り合った伝統ある二軒のワイナリーが舞台です。


一軒はマレシャル家。当主であるフランソワは妻や子供たちが出て行ってしまったことで、ワイン造りへの意欲がなくなってしまい、ブドウの品質が低下して質の悪いワインの在庫を大量に抱えてしまいます。その為にワイナリーは多額な負債を抱えて倒産寸前。


物語は、このワイナリーの再生が主要なテーマとなります。


もう一軒はモービュイソン家。頑固で厳格な当主エディットの努力で、40年間最高のワインを作り続けています。マレシャル家の再建の為、買収を持ちかけた業者の1つがこのワイナリーです。


倒産寸前のワイナリーの持ち主であるフランソワは、ワイン造りの意欲がないにも関わらず、土地への強い思い入れのために、モービュイソン家を始めとする他社からの買収を拒否し続けます。周りの人達は、そんな頑固な彼の態度に辟易しています。


そこで白羽の矢が立ったのが、フランソワの息子であるシャルリ。繊細な舌を活かして、ワイン評論家として活躍しており、彼の評価1つでワインの売れ行きが変わってしまうほど、影響力のある売れっ子です。
彼はワイン造りをするのが嫌で家を出たため、父親のフランソワとの関係はあまり良くありません。ですが、実家のワイナリーの危機を知り、何とか再生しようと試みることになります。


一方、モービュイソン家の方では、エディットの娘ブランシュが、オレゴンのワイナリーから来た夫と結婚し、ワイナリーを継ぐことになっていました。しかし、あまりにも厳格なエディットの方針に夫婦ともに困惑し、限界を感じた夫はオレゴンに帰り、ブランシュも、その年の収穫を終えたらオレゴンに行くことを決意します。


さて、ワイナリーの再生に乗り出したシャルリですが、ワインに関する舌は一級品でもワイン造りに関しては全くの素人。相方のマルコとともに試行錯誤を繰り返しながら最高の味のワイン造りを目指します。


馬で耕運したり樽を使わずに古代ローマ時代の壺を再現したり、機械を使わず足でブドウを絞るなど、古典的な方法で思いつきのようにその場その場で行動し、収穫の時期を何度も変更するシャルリに、フランソワは呆れかえってしまいますが、その真剣な気持ちにいつしか自分の胸の内を明かすようになります。


紆余曲折の末、無事収穫を終えたブドウで作ったワインは、果たして最高の味となったのか??そして、ワイナリーの運命は?



〜感想〜

取りつく島もないような頑固なフランソワは一見ろくでもない人間に思えるけど、孤独から偏屈になってしまったんだと思うと、ちょっと可哀想に思えた。やけっぱちというか何というか。

付け焼き刃でやった方法で、最終的には最高の味が出せたっていう展開はあまりにも物語的だけど、ワイン造りの雰囲気を臨場感を持って楽しめる点では愉しい映画だったかな!
フランスのワイナリー巡りがめっちゃしたくなりました。

伝統と革新を両立させながらどう進歩していくか、というのはどんな分野にも通ずるテーマですね〜。




ところでワインと言えば、実は僕ワイン造りしたことがあるんです!しかも映画の場面みたいに足で踏んで造るやつです。

僕は神戸大学という大学の農学部に通っていたのですが、その大学の付属農場にはブドウ農園があったんです。それで授業の一環として、ブドウの栽培から収穫、ワイン造りまでを1年間かけて行いました。

映画のワイナリーみたいな規模では全然ないんですが、それでもワイン造りの大変さは身に染みて感じています。
どんなに天気が悪くても、どんなに暑くても台風でも農場に出なければいけない。一房ずつ状態を見ながら、時には選別もしないといけない。色んな意味で過酷です。

そんな仕事を何十年も続けて、しかも最高の品質を保ち続けることの過酷さは、計り知れません。僕らが飲んでいる美味しいワインの裏側の世界をしっかり理解して、敬意を持ってワインに向き合っていくことが大切かな〜と思います。



とかいってワイン造りについて色々感想言ったりしてますが、僕カズマグナムは、ワインの味はじえんじえんわかりません。大好きなんですけどねー、繊細な味はちょっと、、、
わかるのは甘いか辛いか、美味いか不味いかくらいです。僕の舌の味細胞の感度は、映画のシャルリのに比べたら月とスッポンですわ。


でも好きです、ワイン。食事という枠の中で料理とのバランスもしっかり考えられていますし、それぞれに醸造家の技術や思いがつまっているような気がして。。日本酒の感覚に近いのかもしれません。まあ僕は日本酒飲みませんけど。。日本酒好きな方すいません、、、


今は奥さんの妊娠・授乳もあって僕もワインはしばらく飲んでません。最後に飲んだのは、新婚旅行で行ったニューヨークはブルックリンの、ブルックリンワイナリー。広々とした落ち着いた空間で、ゆったりワインを愉しめるお店でした。
またいきたいなあーとよく2人で言ってます。


↓(ブルックリンワイナリー。当時の写真が無いので、フリー画像から拝借失礼)

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ワインと言えば、最近は今年の10月から始まった産地表記の規制や、EPA締結による来年2月からの関税撤廃っていうのが話題ですね。


産地規制は、「〜産」と表記するためには、ワインの原料にそのブドウを85パーセント以上使ってないといけないというもの。これまでは、それ以下の割合でも地域産を売りにできたのですが、それが出来なくなって、原料の確保に苦しんでいる農家さんが沢山あるみたいです。てか、少ない割合でも「〜産」って表示できることの方がおかしいような気がしますけど、、、


関税撤廃は、輸入ワインが安く買えるようになる一方で、国産ワインの競争力が問われることになるという点で、これも農家さんにとっては頭の痛い問題では無いでしょうか??


僕たち消費者は、あまり普段は生産者の方の状況にまで思いが至らないことが多いかもしれませんが、何をどう消費するかは、世界を大きく変える大事な選択です。難しいですが、色々と勉強して、理解できるようにしていきたいですね!




ということで長くなりましたが、映画の方も宜しければ是非ご覧くださいまし〜


おしまい

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