子育てダンサーkazmagnumの、フランス語つまみ食い生活(海外時事ニュース)

なんとなく独学で始めたフランス語をダラダラ続けながら、 2人の息子(1歳児と2歳ポメラニアン)の育児に踊り狂っております

主にフランスの新聞(ルモンド、リベラシオン、フィガロの3紙)の記事と、その中のフランス語フレーズをご紹介しています。仏検対策なんかにいいかも??なんて思ったり。

あと、日常生活の事なんかもたまーに挙げていこうと思ってます!

よろしくお願いしまーす。

こんにちは、カズマグナムです。

子どもの世界というか、想像力ってほんとに果てしないなーと思う今日この頃。

最近息子カズマグナム2号は毎日のようにクレヨンでひたすら絵を描いているのですが、次々とユニークな作品を生み出しています。完全な抽象画で何の絵かはよくわからないですが、迷いのない筆致と絶妙な色使いで描かれたそれは、単にテクニックがあっても絶対描けないような力強さと自由さがあって、あー精神を解放するとこんなものが描けるのかと、感動してしまいます。(まったくの親バカ)

こういう子どもの一面を見てしまうと、「将来は絶対アーティストになるなー」なんてついつい考えてしまいます。だからといって、それで親があれこれと誘導して子どもの可能性を潰してしまうなんてこともよくある話なので、冷静に成長を見届けないといけないなーと思います。


とはいえそれでも、やっぱり色々と妄想してしまう。そんな楽しい毎日です。




さてさて、今日もフランス語記事のご紹介でーす。




↓(oh chouetteの記事)

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↓(記事のURL)






タイトルは、
「記憶に難のある新しいタイプの人々」
という感じでしょうか。





19世紀に発見され人口の2〜5%程度で存在すると考えられている、イメージを脳内で視覚化することがうまくできない「アファンタジア(aphantasie congénitale)」という症状をもつ人が、その他の認知能力においても困難を抱えているらしいことがわかりました。

オーストラリアの神経科学者Alexei Dawes氏は、667人(内267人がアファンタジア)のボランティアに対して、視覚化や夢、記憶などに関する8つの質問を課し、全くイメージできないレベル1から現実のようにはっきりイメージできるレベル5までの5段階で答えさせました。


実験に対して、アファンタジア患者は過去の記憶を想起すること、状況を説明すること、未来を思い描くことが困難であると答えました。また、夢をあまり見ず、例え見たとしても内容が朧げだったりはっきりとした意味がなかったりしました。

このことからDawes氏は、記憶の働きにはイメージの視覚化に困難を感じるアファンタジアの症例が何かしらの影響を与えているのだと発表しました。その他にも患者たちの反応から、触覚・嗅覚・聴覚・運動感覚・感情表現など、記憶以外の様々な感覚にもアファンタジアが影響を与えている可能性があると考えられています。


しかし、今回の実験に対する患者の回答は自己申告に基づくものであり、あくまで主観的なものです。また、アファンタジアの症状自体にも個人差があるので、症状と認知能力との関連については明確ではなく、今後さらなる研究を続ける必要があります。



<今日のフレーズ>
今日は記事の冒頭、アファンタジアについての説明部分をご紹介します。

La capacité d’imaginer des choses et visualiser des situations dans notre esprit semble être une activité anodine, et nous avons tendance à croire que ceci est inné chez l’être humain. Cependant, aussi étonnant que cela puisse paraître, il existe des individus incapables de créer ces images dans leur tête, ce phénomène de cécité de l’esprit touche environ 2 à 5 % de la population. 

「人々が状況を視覚化したり物事を想像することができるのは当たり前のことと見なされ、人間に生まれつき備わっていると考えがちである。一方で驚くべきことに、頭の中でイメージを作り出すことのできない人もいて、その数は人口の2〜5%にものぼると考えられています。」





アファンタジアという症状を初めて知りましたが、「イメージができない」ってどういう感じなんだろう??その感じが全然イメージできない、、、目で見たものを認識することはできても、それを頭の中で作り出すことはできないというのは、生きていくことにかなり苦労しそう。イメージってそれくらい人間生活の基本を支える感覚であると思いますし、イメージの視覚化という脳の活動が他の感覚にも影響を与える可能性があるということからも、イメージを描くことが如何に重要な感覚であるかがわかります。

例えば「相手の立場を想像する」とか「イメージトレーニングをする」とかは難しいだろうし、方向感覚も鈍く、本を読んでも情景を理解することが難しいかもしれない。実験によれば過去や未来を思い描くことも苦手だということだから、過去を振り返れずに同じ過ちを繰り返したり、未来を想像して適切な行動をとれなかったりもするんだろーか??

何もない状態で頭の中で何かを想像するのが難しいなら、写真や映像で補えば理解はしやすくなるのかしら?だとしたら、アファンタジアの人とのコミュニケーションでは、そういった特別な配慮が必要になるのかもしれません。


ただこういう症状って見た目にはわからなくて、周りからは理解されにくいから誤解も生まれやすいだろうし、コミュニケーション上で色々トラブルも起こるかもしれません。アファンタジアという症状の人がいるんだということを、多くの人がもっと知らないといけないですねー。



寛容な心をもたないと。




てことで、今日はこれでお終い!


À bientôt !!


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こんにちは、カズマグナムです。

最近は子どもが寝た後や朝の時間に、家事や色々準備をしながらNetflixやAmazonプライムビデオでドラマや映画を観るのが習慣になってきました。

とはいえまとまった時間はなかなか取れないので、映画だったら細切れに何回かに分けてみたり、色々作業しながら観るので集中しづらい点はありますが、とりあえずは毎日何かしらの作品を観れてるのでまあ満足です。

特にNetflixはオリジナルのドラマやドキュメンタリーが豊富でジャンルも多岐に渡るのでお気に入りです。いやむしろ、観たい作品が多くて逆に困ってしまうくらい。おまけにシーズンが複数に渡ってたりすると、もう時間がいくらあっても足りない、、、。

クリシェですが、一日あと何時間かあればなあーと、いつも思ってしまいます。いやーでも、そう考えてしまったら負けだな。もっと時間を有効に使わないと!


スマートフォンの画面でもまあそれなりに満足なんですが、やっぱりゆっくり落ち着いて映画館で作品を味わう時間も欲しいなあーと思いますが、息子がもう少し成長するまでは我慢ですね。



さて、今日も記事のご紹介です!






↓(リベラシオンの記事)

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↓(記事のURL)






タイトルは、
「実現可能なこと:リヨンのある企業が週32時間労働を提案」
という感じですかね。




フランスの法定労働時間は週35時間となっていますがヨーロッパ諸国や日本と比べても短いためか、マクロン大統領は労働時間の延長も掲げています。そんな中、フランスの情報関連機器のネット販売を手がけるLDLCグループは、従業員のより高い生産性を求めて、給料を維持したまま1週間の労働日数を4日(1日8時間)に減らすことで、週休3日制度を導入しました。
数年前にマイクロソフトジャパンが週4日勤務を1ヶ月試行し、その結果良い効果が得られた、という情報が、今回このような制度を導入したきっかけのようです。

制度の導入で労働日数が減り賃金が下がるという懸念もありましたが、それどころか生産性の向上によって2021年にはむしろ 賃金が2.5%上昇すると見込まれています。


かつて1996年には試験的に一部の企業が週4日勤務を導入したことがあったようですが、その際は賃金を10%削減したようで、賃金を100%維持したまま勤務日を減らす今回の制度は画期的であると言えそうです。



<今日のフレーズ>
今日は、クリスチャーヌ・トビラ前法務大臣とマニュアル・ヴァルス首相との対照的なコメントについてご紹介します。

Christiane Taubira avait rêvé à voix haute «d’un monde où l’on pourrait travailler 32 heures par semaine, pour avoir du temps à consacrer aux autres, à lire des livres, à aller au théâtre», le Premier ministre Manuel Valls, pris d’un réflexe pavlovien, avait aussitôt réagi : «Ce que veulent les Français aujourd’hui, c’est du boulot.»

「クリスチャーヌ・トビラ氏は<人々が他者に貢献したり、本を読んだり、劇場に行ったりする時間を得ることができるような、週32時間労働の世界>を望んでいました。それに対してマニュエル・ヴァルス首相は<いまフランス人が望んでいるのは、働くことだ>と反発しました。




テレワークや変形労働時間制をはじめとする「働き方改革」っていうフレーズは最近よく耳にしますが、労働日数そのものを柔軟に変えていこうという動きはあまり耳にしない気がします。おそらく労働基準法が足枷になってるのかもしれませんが、この法律は戦後間もない1947年に制定され昭和の終わり頃に改正されて以来、週40時間という総量はずっと変わっていないようです。でも週40時間働けばいいんだったら、ある日は多く働いてみてー、ある日は休みにする、なんてのも全然出来るんじゃないんですかねー?

それに、近年労働環境は劇的に変わっていて、時間だけで仕事の評価をすることが果たして正しいのか?純粋な成果で仕事を評価できないのか?という気もするので、いっそのこと法定労働時間なんてのを無くしてしまえば、仕事が終わってるのに定時までだらだら過ごすみたいな無駄な時間がなくなって、有意義な余暇を過ごせるようになるのではないかとも思います。

まあ成果の評価が難しい仕事もあるだろうからそんなに単純にはいかないんでしょうけど、40時間働かなきゃダメってのは、ちょっとそろそろ変えていくべきじゃないのかなー?


そんな中フランスは他よりも法定労働時間が短いこともあって、もっと働けと大統領に言われてるということですが、それよりむしろ他の国が週35時間労働に合わせた方が良いのでは??沢山働けばその分沢山稼げるってわけではないし、今回の記事の週4日32時間勤務の試みでみられたように案外生産性が上がるかも?




てことで、今日はこれでお終い!


À bientôt !!


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こんにちは、カズマグナムです。


ここ最近以前まで維持していた体重に戻そうとかなり頑張って、お菓子とか我慢したり体に負荷をかけたりしてるのですが、一向に体重が変化しません。むしろ増加傾向にあるかも、、。

なんでだろう??冬の間は代謝が落ちてるからかなーとか思ってましたが、夏になっても全然変わらないので代謝低下説は違うってことになると、たんに体の衰えってことかしら??基礎代謝が落ちてるとか、脂肪がつきやすくなってるとか?きゃー恐ろしや。。


うーん、35歳を目前にして体の衰えを数字として突きつけられているのかと考えると何だか悲しくなって来ますが、ここは何とか踏ん張って、せめて現状を維持し続けなければ!正念場です。



あたし、へこたれへん!





てことで今日も記事のご紹介でーす。





↓(oh chouetteの記事)

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↓(記事のURL)






タイトルは、
「ベジタリアンとビーガンは肉食者よりも内向的」
という感じでしょうか。





ベジタリアンやビーガン志向の生活をする人は近年非常に増えてきていますが、その生活が外向性に影響を与えるという説についてはあまり注目されていません。具体的には、ベジタリアンやビーガン志向の人は肉食者よりも内向きな性格になりやすいというのです。


そう考えられる理由の一つは、ベジタリアンやビーガンの食生活を送る人達はそのストイックな生活ゆえに孤を好み、その結果集団で集まって食事を取ることが少なくなるのだという社会的な理由によるものです。

もう一つの理由は食材そのものが体に影響しているとするもので、ドイツのマックスプランク研究所の神経学者が9000人の被験者の食生活を1年間追跡した調査によると、肉由来の何かしらの物質が体の状態や性格に影響を与え、菜食主義者の性格との違いを生んでいることが示唆されているようです。

ですが食生活と性格との関係を明確にするはっきりとした物質の特定がされているわけではなく、いずれの説も推測の域を出ていません。なので、明確な証拠となる事実が発見されるのかどうかが今後の課題と現在は考えられています。



<今日のフレーズ>
今日は記事の終わり、今後の課題に触れられた一文をご紹介します。

Bien que les statistiques révèlent que les végétariens sont majoritairement introvertis, l’étude présente de nombreuses limites. En effet, le Dr Witte affirme qu’aujourd’hui, les gens qui se nourrissent uniquement du monde végétal s’intègrent plutôt bien dans la société, et n’ont aucun problème de ségrégation.

「統計データは菜食主義者が概ね内向的であることを明らかにしてはいますが、研究には多くの限界があります。実際Witte博士は、今日菜食主義の生活を送る人々も社会にうまく溶け込んでおり、彼らが他から隔離しているという問題はないと述べています。」




肉食者でも内向的な人はいるし、菜食主義者でも外向的な人はいるので、今回の記事で言われるように食生活が性格にダイレクトに影響しているというのは普通に考えたらまああり得ないことだとは思うのですが、間接的には何かしらの影響があるのかもしれません。

確かに肉食者はバーベキューとかグループで集まって食事する機会は菜食者より多そうなので、その機会の差が結果的に外向性の差になっているというのはもしかしたらあり得るかもしれない。それに、肉を食べる方が菜食のみよりも実際体に活力が湧くと思うので、その食事から気分の高低が表れるというのもあり得る気がします。ただ、それが性格そのものと混同されてしまうと問題です。

 
こういう研究ではあたかも1つの原因が1つの結果を生み出しているという論理になりがちですが、実際は世界は混沌とした複雑系の中で現れた結果なので、何でもかんでもそんな単純要素には還元できないっていう前提で物事を考えないと、誤解や偏見を生み出しかねないので注意が必要ですねー。





てことで、今日はこれでお終い!


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こんにちは、カズマグナムです。


最近なにかと忙しくてブログに時間をあまり割けていません。日常のちょっとした時間ができたら、普段読めない本を読みたいとか、映画やドラマを観たいとか、ちょっとでも仕事を進めたいとか、ちょっとでも睡眠をとりたいとか、色々やりたいことがあって中々あれもこれもに手が回らないって感じです。で、ブログみたいな文章書くことは割と集中しないとできないタイプなので、いつも後回しになってしまうのです。。悪しからず。


まああんまり気負わずに、気が向いた時に書くような感じで気長に続けれたらなぁーと思うので、良ければたまーに覗いてやって下さいまし。



てことで、久しぶりですが今日も記事のご紹介でーす。



↓(リベラシオンの記事)

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↓(記事のURL)






タイトルは、
「なぜニューヨークの警察はサイクリスト達を嫌うのか?」
という感じでしょうか。



白人警官による黒人男性の射殺事件をきっかけに各地で「Black Lives Matter」と掲げたデモが相次いでいます。そんな中ニューヨークでは、警察がデモ隊の自転車を強奪する事態が相次いでいます。警察が自転車を目の敵にして接収することは今に始まったことではないらしく、以前から自転車は反政府的活動の象徴のように捉えられてきているようです。実際これまでも、ドイツでのヒトラー政権時代、中国の天安門事件などで自転車の接収は行われてきているようです。

特に19世紀は自転車が政治的な自由を表していた時代で、自転車に乗った人々がデモを起こして階級を無くし、女性の解放などに繋がったのだとする研究者もいます。以来、自転車は環境保護をはじめとする様々な政治活動の象徴として広がっており、今後世界中の人々を繋ぐことのできるツールとなると期待されています。


一方で自転車は、車などの交通手段を持てなかったり、公共交通機関でのアクセスが不便な地域で働く人々が使用することが多く、その点で恵まれない人々を象徴しているとも考えられています。



<今日のフレーズ>
今日は、自転車が自由の象徴として考えられていることを語る言葉の一部をご紹介します。

 Les dictatures reconnaissent le vélo pour ce qu’il est : un symbole de liberté. Il a permis la réalisation d’un vieux rêve : l’autonomie de déplacement de ses utilisateurs».

「独裁者達は、自転車が自由の象徴であると認めています。自転車があるおかげで、かつての夢である利用者の移動の自由を実現させることができました。」






警察が自転車を過去の独裁政権のように本当に目の敵にしているのか、デモの運動が目に余るから仕方なく自転車を強奪しているのか、その辺はよくわかりません。前者であればまあ単純に警察の暴挙だということになりますが、後者のケースも少なくないのではないかと個人的には思っています。何かしら騒動があるとそれに乗じて過激なデモが行なわれるケースって少なくない気がします。もちろん実際に見たわけでもないので、単なる推測なのですが。。

確かフランスで「黄色いベスト運動」が起こったときも、デモと直接は関係ないと思われる組織による活動が散発したと何かの記事で読んだ気がします。騒ぎに乗じて目立つためとか、抑圧の力を分散させるためとか、目的はまあ色々あるのかもしれませんが、世間がヒートアップしているときに警察がそれを鎮圧すれば大方警察が批判されるのは目に見えているので、そういうことを考慮しての策略なのかもしれません。

全てがそうとは限りませんが、そういったケースで無闇に批判される警察の人も気の毒だなーと思います。ただ職務に忠実に行動しているだけかもしれないのに。

最近はもはや弱者が弱者ではない、連帯した弱者が時に権力者を抑圧するという、セクハラ問題とかにもよくあるような構図が増えている気がします。これもあくまで個人的な実感に過ぎませんが、、、


なんだか複雑な気持ちになりますねー。。




てことで、今日はこれでお終い!


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こんにちは、カズマグナムです。


こないだ奥さんの誕生日で、超久しぶりにお酒を飲みました。スパークリングロゼ。美味しかったなあー、、

僕も奥さんもお酒はまあ好きなんですが、もともと普段から飲む習慣がなくて、飲み会とかも全く行かないので、かれこれ年単位でお酒を飲んでなかったような気がするんですが、やっぱり食事とともに嗜むお酒は体も気分も解れるような気がして、やっぱいいなあーと改めて感じました。なんか食卓が華やぐというか、ちょっとだけ贅沢な気分になれる気がします。


ということで、これからはたまにはお酒を買って飲むのも悪く無いなー、と思う今日この頃。ただすぐ眠くなるので、息子カズマグナム2号の寝かしつけとともに自分も寝落ちしてしまうのがちょっと切ないんですが、、。




さてさて、今日もフランス語紙のご紹介でーす。



↓(ルモンドの記事)

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↓(記事のURL)







タイトルは、
「アメリカ人たちは奴隷制支持者として告発されたコロンブスの像を撤去」
という感じでしょうか。






アメリカで白人警官によって黒人男性ジョージ・フロイド氏が殺害された事件以来、アメリカに留まらず世界各地で「黒人差別を象徴するモニュメント」を破壊・損壊する行為が相次いでいます。

「アメリカ大陸の発見者」として歴史に名を残す探検家のクリストファー ・コロンブスもその例に漏れず奴隷制度を支持し、先住民を虐殺していた人物の一人として非難を浴びており、ボストンにある彼の像は首を切り取られ、バージニア州のリッチモンドでは像が湖に引き摺り落とされたようです。

リッチモンドでは南北戦争の南軍司令官リー将軍の像が黒人差別の象徴だとして以前から非難を受けていますが、他にもヨーロッパ各地で植民地政策や奴隷制に関わった人物の像が被害を受けている模様です。

ちなみにアメリカでは、コロンブスが1492年の10月12日に大陸に到着したことを記念した「コロンバス・デー」が1937年に連邦政府の公式な祝日となりましたが、いくつかの州ではこの祝日が「先住民への敬意を示す日」に変更されました。一方で、コロンブスの出身国であるイタリア系のコミュニティが根強いボストンやニューヨークなどでは、コロンバス・デーは今も祝日として支持されているようです。


問題になっているこれらの像については白人層を中心に「アメリカの自由や愛国精神を象徴するもの」として支持する層もいて、撤去をめぐる運動は今後も混迷を極めることになりそうです。




<今日のフレーズ>
今日は民主党代表のナンシー・ペロシ氏の、一連の騒動に対するコメントをご紹介します。

« J’appelle encore une fois à retirer du Capitole les 11 statues représentant des soldats et des responsables confédérés.Ces statues célèbrent la haine, pas notre patrimoine »

「私は南軍の指揮官や兵士を象徴する11の像を街から引き揚げるよう再び呼びかけます。これらの像は私達の遺産などではなく、憎しみを助長するものです。」




南岸関係者像の撤去に関する問題は、黒人が被害者になる事件が起こるたびに取り上げられてきた気がしますが、やはり簡単には解決できない根深さがあるようです。

特定の他者の支配や抑圧に基づく功績を「像」という形に残すことは、その絶対的な存在感からその人物を批判の余地なく無条件に「偉人」と扱うような所があって、やはり虐げられた側からすれば気分が良いものではないと思います。

とはいえ、コロンブスをはじめとするそういった批判を受けている人々が現在の国を造ってきた(決して最良なものではないにせよ)というのも事実だと思います。そしてそれを消し去ってしまうのは、歴史を失うということと同意になるので、それはそれで何かしっくりこない違和感を僕は感じてしまいます。負の遺産も、隠さず後世に引き継いでこそ未来への糧となるんじゃなかろうかと。


個人的には、目に見える像という形にするのではなくて、資料館や記念館のような(規模によっては難しいでしょうけど、、)、賛否に関わらず人々が集まって考えを深めることができる学びの場にするのが良いのではないかと思います。


まあとはいっても、そういう場が出来たとしてもやはり極端に凝り固まった層がいる限り、いつまで経っても互いに平行線のまま交わることはないんだろうなー、、、
そもそも互いに主張し合うだけで「分かり合う」という発想がまず無ければどうしようも無い。





難しいですねー




てことで、今日はこれでお終い!


À bientôt !!


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