子育てダンサーkazmagnumの、フランス語つまみ食い生活(海外時事ニュース)

なんとなく独学で始めたフランス語をダラダラ続けながら、 2人の息子(1歳児と2歳ポメラニアン)の育児に踊り狂っております

主にフランスの新聞(ルモンド、リベラシオン、フィガロの3紙)の記事と、その中のフランス語フレーズをご紹介しています。仏検対策なんかにいいかも??なんて思ったり。

あと、日常生活の事なんかもたまーに挙げていこうと思ってます!

よろしくお願いしまーす。

こんにちは、見た目は大人、頭脳は子供のカズマグナムです。え、全然あかんやん!って?
いやいや、いつまでも少年の心を忘れないっていう意味です。

成長して大人になると知識が身について色々なことがわかってくるけど、物事が「わかる」と途端に好奇心が失われるような気がします。
わからないからこそ疑問に思ったりワクワクしたり調べてみたりするけど、その未知の部分が自分の手に届くようになると、もう未知だった頃の魅力は失われてしまいます。

僕は、今まで見たことの無い景色や街並み、人々を見ることに興味があったので、かつてはよく海外旅行に行っていました(勿論今も興味はありますよ〜)。
例えば景色であれば、行くまでは「どんな景色だろう?」とか色々想像して気持ちが高ぶってくるのですが、一旦その目的地に着いてその景色を見ると、もう未知ではなくなってしまって飽きちゃいます。不思議なもので、、、

何か「想像」の余地がなくなるというか、「夢」がなくなるというか、、

一方子どもは無知である分、好奇心にあふれています。だからこそ、「知りたい!」というようなエネルギーも満ち満ちています。自分の限界もあまりわかってなかったりします。だから失敗もしますが、そうやってどんどん成長していくんじゃないでしょうか?

でも好奇心が満たされてしまった大人は、そういったパワーを失ってしまいます。自分の限界を知り、出来ないことはやらないように守りに入ってしまいます。エネルギーを失ったそんな大人から、一体何が生まれてくるのか??

そして、子どもたちはそんな大人を見て育っていきます。子どもは大人の鏡です。だからこそ、大人が好奇心や子ども心を失ってはならないと思うのです。

僕は「いつまでも子どもみたい」っていうのは、良いことだと思ってます。世界的に活躍する芸術家の横尾忠則さんも「自分はいつまでも気持ちは子どもだ」って言ってます。



そして、今日ご紹介する記事の主役は漫画家の高橋留美子さん。彼女も自分自身を「未だに中二病」って言ってるみたいです。 
そんな彼女が、フランスのアングレーム国際漫画祭でグランプリを受賞したというのです。



↓(ルモンドの記事)

FullSizeRender



↓(記事のURL)





タイトルは、
「アングレーム国際漫画祭:2019年グランプリの栄誉は高橋留美子に」
って感じで。



では概要をば!



「らんま1/2」、「めぞん一刻」などを始めとした「ロマンチックコメディの女王」として知られるスター漫画家の高橋留美子が、2019年のアングレーム国際漫画祭で46回目のグランプリの栄誉を受けました。この受賞を日本人が受賞することは非常に稀なようです。


彼女がこの賞を受賞したことは、BD( Bande Dessinée)の世界では大きな出来事として受け止められています。日本の作家・漫画家はヨーロッパでは低く見られており、滅多に評価されてこなかったからです。

1974年に賞が創設されて以来、日本人がグランプリを受賞したのは、2015年の大友克洋氏(AKIRAなどの作家)ただ1人だけです。女性という枠で考えても、2000年の Florence Cestac氏以来初となります。( Claire Bretécher氏は1983年に10周年記念の特別グランプリを受賞しています。)


アメリカのChris Ware氏、フランスの Emmanuel Guibert氏といったファイナリストに対する勝利は驚くべきことではあるが、多くの作家たちは彼女の受賞を後押ししており、実際フランスではBDより漫画の方が良く売れている事を考えても、妥当な結果と言えます。

彼女の受賞は、漫画やBDが「大衆文化」であることを恥と思う必要が無いということ、「大衆的」=「平凡」では無いということを再認識させるきっかけになりました。

「若者に好まれる作品を作ることは、決して作家性を犠牲にすることでは無い」と、ある演出家は語っています。

 Balak( Last Man) やElsa Brants (Save me Pythie)など30〜40代の多くのBD作家達は、デビュー以来「漫画の女王」と渾名される高橋留美子の自分たちへの影響を隠すことなく語っています。


<若者のためのコメディ職人>

高橋留美子氏の「めぞん一刻」はフランスでは「 Juliette je t’aime」としてアニメでよく知られています。

61歳である彼女の作品の多くはフランスで出版されていますが、「めぞん一刻」(「 Juliette je t’aime」)や「らんま1/2」の作家として以前から記憶されています。特にこの2つの作品は、1990年代の「 Club Dorothée」というテレビ番組でも広く支持されていました。

全作品合わせて2億冊以上販売され、彼女の漫画家としての地位は、単なる憧憬を超えたものとなりました。

また、彼女の作品は少年向け漫画雑誌に長年連載されてきました。1987年に小学館から出版された「らんま1/2」は、外国で最も広く読まれた作品でもあります。
この作品は全38巻で、無差別格闘流の修行に励む高校生の早乙女乱馬(水をかぶると女の子に変身してしまうという呪いを背負っています)とその一家の生活を描いたものです。


1975年に新潟で生まれ、漫画の学校である劇画村塾で学んだ後、1978年に「うる星やつら」(Lame(フランス版))でキャリアをスタートします。

また、彼女は他の多くの女性作家とは異なり、「少女マンガ」のような女の子向けの作品ではなく、男の子のための「少年マンガ」を描いたことも特徴的です。


<キャラクターへの思い入れ>

高橋留美子は多くの作家たちからの影響を受けながら、少年マンガの分野で活躍した始めの女性となります。

小池一夫のかつての弟子である彼女は、ギャグやユーモアを描くのを得意としていますが、キャラクターの描写にも気を配っています。その時代の象徴的なヒロインを作り、その登場人物の間に感情の動きや緊張感を生み出すことにも余念がありません。

「るーみっくわーるど」の登場人物達は単なる空想を超えて、力強く、聡明で、あるものは武道に通じた、印象的なキャラクターとなっているのです。


40年のキャリアで、彼女はホラーやファンタジー「人魚シリーズ」(1984年)だけでなく、大人向けのセンチメンタルな物語「めぞん一刻」(1980年)にも挑戦しています。

彼女は最新作として、2017年12月に「境界のRINNE」を完成させました。




記事はここで終わりです。



日本とアングレーム国際漫画祭の関係って、数年前の慰安婦を題材にした韓国の漫画出品問題が印象に残ってて何か変に政治的なイメージがついちゃってますけど、今回の受賞はめでたいです!

個人的には高橋留美子さんの作品は、小さい頃テレビで「うる星やつら」と「らんま1/2」を観たことがあるくらいで、特別熱烈なファンというわけでは無いのですが、日本の方が世界で活躍される姿を見るのは単純に嬉しいです。
それに、文化=国力と捉えているフランスのような文化大国で、BD作家を差し置いて最高の栄誉を与えられるなんて、とんでもないことです。きっと。

これも、高橋留美子さんの還暦にして「中二病」という、ユーモア溢れる子ども心だからこそ成し遂げられた偉業なんでしょうね〜。


それにしても、カジノだとか観光だとか、下らないことにお金使ってるくらいなら、もっと文化を育てることに力を注ごーよ、日本。
センスのある国になって下さいほんと。



おしまい

↓以下のバナークリックして頂けると嬉しいです!嬉しくて小躍りします!よろしくお願いします!



にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ






こんにちは、カズマグナムです。
我が家は僕カズマグナムと奥さん、息子カズマグナム2号、雄のポメマグナム(ポメラニアン)の4人家族です。男だらけの家族なので、女の子が増えたらもっと良いなあなんて言ってます。
奥さんは2人の兄がいるのですが、男ばかりの環境で育ったのもあって、一層そういった気持ちが強いかもしれません。
でもまあそればっかりは神様の思し召しな ので、選ぶことはできませんね。


ところで近年は、人間を性別で単純に二分することが難しい時代となっています。男女で分けることでは覆いきれない程、性の現れが多様になってきています。というより、多様な性があるという事が、最近になって理解されるようになってきたというべきでしょうか。

LGBTという言葉が一般的になったのは90年代頃らしいのですが、最早今はこの枠にも収まらないほどになっています。Queer(クィア)やIntersex(インターセックス)などなど、性の認識はどんどん広がってるような気がします。俄か知識なのであまり詳しいことは語れませんが、、、

新たな名称が増えても、恐らくそこでは汲み取れない人達はきっといるはずで、人間をレッテルで捉えることは難しいというか、最早無意味というべきか。。

勿論そのような性の多様性は受け入れるべきだと僕は思いますが、一方で「男女平等」という考え方にはあまり賛同できません。こういうと語弊があるかもしれませんが、僕は男女は「公平」であるべきだとは思いますが、決して「平等」にはならないと考えています。

男性と女性では脳や体の作り、働く仕組みなど、根本的に違うところがあります。それはどうしようもないことです。元々平等にはデザインされていない生物を、無理に社会のシステムや制度で平等にしようとすると無理が生じます。時には無益な争いにまで発展したりもします。

男性、女性、その他の性、それぞれに適した生き方・働き方があると思います。もっと言うと、個人個人でそれぞれの在り方は違うわけなので、システムでそれに対応しようとしない方がいいんじゃないかと思います。お上の人にとってはシステムやルールでまとめてしまうのが一番ラクで、まあある程度は仕方ないんだと思いますけど、人間はそんなに単純な生き物じゃないですよね〜なんて、、





何だか話が逸れてしまいましたが、、
まあそんなことをぼんやりと考えていると、ショッキングなニュースが目に入ってきました。フランスの新聞リベラシオンの記事です。



↓(リベラシオンの記事)

FullSizeRender



↓(記事のURL)




タイトルを訳すと
「中国とインドで女性が8000万人不足。ヒューマンライツウォッチの推測」
という感じですね。



概要はというと、、



選択的妊娠中絶や男子を望む慣習によって、世界で最も人口の多い2つの国で、男性人口が過剰になっています。その国とは勿論、中国とインドです。ヒューマンライツウォッチは、これらの国の極端な政策を告発しています。


世界保健機関の2012年の調査によると、世界では男女比はほぼ同率(男105:女100)で、男女間では女性の方が僅かに長生きである程度の違いしかありません。

ですが30年ほど前から、特に北アフリカやアジアなどでは「男子を望む」慣習による深刻な男女の不均衡が生じています。

女性の権利についての研究者であるHeather Barr氏によると、中国とインドで8000万人もの女性が不足しているとのことです。


<中国とインドの状況>

中国では1979年〜2015年にかけて「一人っ子政策」がとられ、選択的妊娠中絶が長い間推進されてきました。貧しい家族にとっては、将来働いて家にお金を入れてくれる男子の方が望ましかったので、その結果人口の比率が崩れてしまったのです。今では、地域によっては男120:女100にまで差が出ているようです。

インドでも同様の傾向が見られます。インドの特に郊外(農村地域)では、女子は「経済的な負担」と見なされているようで、結果として中国と同じような不均衡が生じているのです。


<選択的妊娠中絶>

インドの家族達は男子を望むが故に、妊娠して性別が女の子と分かった後、妊娠中絶をすることを厭いません。これは、中国から輸入された安価な超音波検査機のおかげでより顕著になりました。

インドのモディ首相は、2015年にこの対策として#SelfieWithDaughterというキャンペーンを推進しました。これは、女の子と父親が一緒に写った写真をSNSなどに投稿するよう促すものです。(しょーもな!)


これらの国では男性が余りに多くなってしまったので、その結果として女性不足が生じてしまっています。相手の女性を見つけられない男性達は、子孫を残すために強制的な手段で結婚相手をあてがわれるのです。

例えば、ミャンマー北部のKachinやShanという紛争地では、女性達が売人に連れ去られ、中国の家族に売られています。その額は年齢や容姿によって異なりますが、3000ドル〜13000ドルと言われます。

売買された女性達はその後家に閉じ込められ、暴力を受け、子供を産まさせられます。その後、子どもを置いたまま家から追い出されるということもあるようです。


仮に中国やインドで中絶を禁止したとしても、余りに頻繁に行われているためそれを特定して取り締まるのは難しいです。
これらの国々が、女性に対する暴力や女性人口の低下を止めるため危機感を持って前向きに行動する以外に道はない。

Heather Barr氏は締めくくります。




どちらの国も一部地域の話ではあると思いますが、この文章を読むと、どちらも倫理観を疑うような国だなーと思ってしまいます。

中国では最近、ある科学者が受精卵をゲノム編集してエイズのリスクを低減した双子を誕生させた、というニュースがあったのが記憶に新しいですね。

また、かつて観た中国の映画再生の朝に ある裁判官の選択」では、死刑囚の臓器が売買され、富裕層の延命に使われていることが取り上げられていました。
インドの郊外の女性への扱いも、「国道10号線」という映画を観ると、その恐ろしさが身にしみて感じられると思います。

どちらも中々ショッキングでした。


でも、こういった恐ろしい事がその地域のルールとしてまかり通っている。それに対して外部の人間はどうすべきか?ということになると、難しい問題でもあります。世界共通で人類普遍の倫理観、それを押し付けるのは正しいことなのか。そうかもしれない。けど、そうじゃないかもしれない。うーん、、っていつも悩みます。


ちなみに、男女平等指数ランキングでは、この中国、インドよりも日本の方がランキング下なんです実は。
中国103位、インド108位、日本110位っていう。


これを見ると、日本の女性は相当厳しい状況に置かれているんだなと思いますが、カズマグナムは男子なので、なかなかその不遇を肌感覚として感じることができません。。学んでいかなければ。


日本は色んな意味でまたまだ後進国ですね〜



ってことで、今日はこれでおしまい!



↓以下のバナークリックして頂けると嬉しいです!嬉しくて小躍りします!よろしくお願いします




にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ



こんにちは、カズマケドニアです。
嘘です間違いました、カズマグナムです。

今日はマケドニアのニュースをご紹介します。なのでつい、名前がマケドニア風になってしまいました。悪しからず。


最近は色んな国のデモや暴動がニュースになっていて、世知辛い世の中だなあと思う毎日です。そしてこういったニュースを見るといつも、日本の人は凄く大人しいなとも思います。

我慢強いというか、悪く言えば消極的というか、、、だからといってデモを推奨するわけでもないですが、不満を溜め込まずに外に出す方が、精神衛生上は良いのではないかと思います。陰でネチネチ文句言うより、ストレートに訴える方がよっぽど健全だと。

デモと言えば、特にフランスはしょっちゅうデモがあって、それで交通機関が麻痺するなんてこともざらにありますし、アメリカでは大統領がトランプ氏になってからは、殊更にデモが増えてきています。

一括りに言うのは憚られますけど、欧米の方々は不満があると黙っちゃいられない!っていう気概があるように感じます。そこに僕は、国民の「自分達の生活は自分たちで守る」という強い意志を感じます。政府の政策がおかしければ、正すように行動する。

一方日本ではどうかというと、これも一概には言えませんけど、「文句は言うけど行動しない」感じがします。組合のような団体単位でのデモは良くありますが、市民単位でのデモってあまり無いような気がします。僕が知らないだけかもしれませんが、、。

政策に不満があればひとしきり文句は言うけど、じゃあどうするんだっていうと、黙って我慢するわけです。自分で変えようとはしない。日本人は勤勉で我慢強いとか言われたりしますが、それはある意味皮肉と捉えた方がいいのかもしれません。


まあ最近は「声を上げる」ことが世界的な風潮にもなってきているので、そういった流れが日本にもあるのは事実ですが、やはり全体的な印象としては消極的あるいは無責任であると思わざるを得ないです。

悪目立ちするのが嫌なのか、理由はよくわかりません。ただ僕はこの消極性や無責任は、日本語の構造に由来するのでは無いかという持論を持っています。
日本語は主語が無かったり曖昧でも成立してしまう所があるように思うのですが(源氏物語みたいな)、その曖昧さが、責任の不在に繋がっているのではないか。話している言語がその国民性を作ると僕は考えているので、あながち間違いでもないんじゃないか?なんて妄想してます。

まあ専門家ではないので、無責任なことは言えないですが、、(←早速責任逃れ)




と、まあ前置きはこれくらいにして、今日もまたルモンドから記事を紹介します。
去年からちらほら話題になっているニュースではありますが、今回ふと目に留まった、マケドニアの呼称問題についての記事です。




今日の記事は、、、

↓(ルモンドの記事)

FullSizeRender


↓(記事のURL)



タイトルだけ訳すと、
「マケドニアとの協定に反対するアテネのデモに起因する事件」
という感じでしょうか。



まずは概要といきましょう。

ちなみに、マケドニアは国名ではなく地域名で、正確には「マケドニア共和国」らしいのですが、ややこしいのでこの記事では「マケドニア」に統一してます。ご了承をば、、


1月20日、6〜10万人ものギリシャ人が「マケドニア呼称問題」についてギリシャとマケドニアの間で結ばれた協定に反対するデモを、アテネ中心部で行いました。

昨年6月に二国間で署名されたこの協定は、30年近くも続くこの紛争を終わらせ、マケドニアを「北マケドニア共和国」に改名することを目的としたものでした。

10日前にマケドニアで批准されたこの協定は、この週の終わりにギリシャ国会で議論される予定になっています。

これを受け、アテネの警察と、国会を閉会させようとするおよそ30人の若者との間で衝突が起こりました。警察は催涙弾を用いてデモを鎮圧、散会させました。


< Aube dorée(黄金の夜明け)>

10名の警察官が怪我をし、2名のデモ参加者が呼吸困難で病院に運ばれました。
また、1人のあるジャーナリストは「 Aube dorée」というネオナチのグループに襲撃され、病院に運ばれ治療を受けました。

この一連の事件は「 Aube dorée」のメンバーによって引き起こされたもので、彼らはさらに国会に侵入しようと試みました。

警察によると、「 comité de lutte pour la grécité de la Macédoine 」の呼びかけによってギリシャ北部を中心とした国中から326台もの車が駆けつけ、何千もの人がアテネでデモを行ったとのことです。
また市の中心部、国会近くの道路や駅、映画館は一日中封鎖されました。


<チプラス連合政権内の軋轢>

マケドニアの呼称に関する協定は、防衛大臣の辞任を引き起こし、チプラス政権と連立を組んでいた「独立ギリシャ人」党メンバーの離反も招きました。

また、「新民主主義党」や保守党の前首相サマラス氏もデモに参加し、ネオナチの政党である「 Aube dorée」はサイト上でデモを呼びかけていました。


記事はここで終わっています。




マケドニアの呼称問題がこの様な暴力沙汰にまで発展するのは何故なのでしょう?

「マケドニア」という名称は、紀元前まで遡った、古代ギリシャのマケドニア王国に由来するようです。ギリシャの、特に保守的な人達にとっては「マケドニア=ギリシャの土地」という思いが強いらしく、ギリシャ国外で勝手にマケドニアという言葉を使われるのは我慢ならない。まさかギリシャへの領土的野心を持ってるんじゃなかろうか??と思うわけです。
それでギリシャは長年「名称を変えろ!」とマケドニアに言い続けてるのですね。

で、いつからこんな紛争があるのか?
マケドニアはかつてはユーゴスラビア連邦の一部だったわけですが、91年に「マケドニア共和国」として独立を果たします。どうやらこのころから、この呼称問題が出てきたようです。

名称だけでなく、国旗も独立当初は古代マケドニア王国のモチーフを使用しており、それもギリシャの怒りを買いました。で、ギリシャは経済制裁などを行なって圧力をかけ、国旗を変えさせたのです。あと、NATOなどの国際組織への帰属も認めていません。EUでは劣等生扱いされてるギリシャですが、なかなかこの地域ではブイブイ言わせてるみたいですね〜。


今回協定で決められた「北マケドニア共和国」という名称。これもやっぱりギリシャの右派の人達にとっては許せないみたい。

何か兵庫県の「篠山市」が「丹波篠山市」に名称変更するって時にも色々ゴタゴタがあったみたいですが、そんなこともふと思い出しました。

たかが地名ですが、やはりされど地名。互いに妥協できる案で落ち着くことを願うばかりですねー

↓以下のバナークリックして頂けると嬉しいです!嬉しくて小躍りします!よろしくお願いします




にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ






グーテンターク、カズマグナムです。

うちのポメラニアンは、僕が外出する時や他の部屋に行く時にはケージの中で暮らしています。そうしないと、あちこち破壊されて大変なのです。もう既に破壊されてるところも多々あります。うちは賃貸なので、既に退去時の支払いがどうなるのかとびくびくする毎日。なので、本当は自由にしてあげたいですが、ケージに入れているわけです。

そして彼は、毎日その壁を乗り越えようと必死なわけです。あちこち齧ってみたり、飛び跳ねてみたり叫んでみたり、、、
そんなストレスフルな毎日が原因か、最近はお腹の調子も悪く、下痢したりもしょっちゅう。壁を取り払ってあげたいと思うけど、難しいなあ、と悩み中。



ということで、今日は国を分離する壁がテーマの映画を紹介します(無理やり感半端ないですね)。

壁といえば皆さんどんな壁を思い浮かべますか??メキシコとアメリカの国境の壁?ヨルダン側西岸の分離壁?万里の長城?
色々ありますが、ここはやっぱりベルリンの壁でしょ!

ドイツを二分していたこの壁が崩壊して約30年ですが、実はまだ見えない壁が存在しているのだと言われています。それについてはまた後ほど。今回はこのベルリンの壁をテーマにした映画です。


とりあえず映画について紹介です!
あ、ネタバレ注意で!

「グッバイ、レーニン!」
2003年 ドイツ
監督 ヴォルフガング・ベッカー

FullSizeRender




舞台はベルリンの壁崩壊前の東ドイツ。主人公アレックスの父ロベルトは、アレックスが幼い頃家族を残して西ドイツへ亡命し、東ドイツに残された母クリスティアーネは熱烈な社会主義者となっていました。

そんなある日、東ドイツ建国40年のパレードでアレックスが反体制派デモに参加している姿を見た母クリスティアーネは、ショックのあまり心臓発作を起こして倒れてしまいます。そしてクリスティアーネが昏睡状態となっている間に世界は激動し、ベルリンの壁は崩壊してしまいます。

一命を取り留めたクリスティアーネでしたが、アレックスは医師から「今後もし大きなショックを与えると命に関わる」と言われてしまいます。それを聞いたアレックスは、ベルリンの壁崩壊という衝撃的な事実を、母に隠し通すことを決意するのです。

家にある西ドイツからの輸入品は全て東ドイツ時代のものに入れ替え(もう東ドイツの商品は市場から消えているので、ビンだけを差し替えたりします)、西ドイツの放送を見せないようにテレビはすべて録画放送を見せる、など。
そのあまりの馬鹿馬鹿しさに周囲の家族はみなアレックスを批判しますが、彼はそれでも母の命を守るため、やめようとしません。

東ドイツには無いはずのコカコーラの広告が病室の窓から見え、母の目に入ってしまった時も、映画好きの友人と共謀して偽のニュース番組を作り、事実を隠蔽する始末。

しかしある日、療養中だったクリスティアーネは人目を盗んで外に出てしまいます。そこで見た光景は、自分の知らない色彩溢れる西側の文化に染まった東ドイツの姿でした。
戸惑う彼女ですが、アレックスはそれでも「西側の人間が難民として東ドイツに流れてきている」と嘘をつきます。

そんな折、クリスティアーネはアレックスに父親が亡命した真の理由を話し始めます。それを聞いたアレックスは西側の父親を訪ね、母の病状を伝えて、彼に東ドイツに来るように働きかけます。

クリスティアーネの病気は悪化し、死が間近に迫ってきます。アレックス達は母が安らかに眠れるよう、友人と最後のニュース映画を作り母にそれを見せます。
それは、ベルリンの壁が崩壊し、東西ドイツが統一されるというニュースです。ただし、東ドイツに西ドイツの人々が押し寄せるという、現実とは逆の。

そして、母はドイツの統一を知り、感動しながら安らかに眠っていくのです。



〜感想〜

ベルリンの壁が崩壊、という歴史を経験していない僕は、それが無条件で良いことのように理解していました。東ドイツの遅れた文明が西ドイツの世界に触れ、東ドイツが発展し人々は幸せになったのだと。そして、悪しき社会主義の管理から東ドイツは逃れることができたのだと。そんな風に単純に考えていました。

ですが、現実はそうではないと思います。例え形としては東西ドイツの統一といっても、やはり東ドイツの人々にとっては「併合」に等しいような事件だったのではないでしょうか?
実際、統一の時には社会主義の東ドイツが資本主義の西ドイツに社会システムを移行せざるを得なかったわけです。その当時、東ドイツの国営企業の民営化によって多くの企業が倒産し、失業者もかなり増えたようです。職を求めて国を離れた人も沢山いたのではないでしょうか?そういえば最近新聞の記事で、東ドイツから東南アジアに職を求めて出て行った人の話を目にしました。それくらい大変だったということですね。
比較的西ドイツに近い東ベルリンはまだマシだったかもしれませんが、より東側の地域に至っては、恐らく統一の負の影響は甚大であったに違いありません。

現在ドイツでは、極右政党であるAfD(ドイツのための選択肢)が台頭してきています。それも、特に支持を得ているのは旧東ドイツの地域なのです。それの意味するところは何なのか?

ドイツ統一の負の影響を受け、トルコをはじめとする東側の国からの移民の影響をも、もろに受けている旧東ドイツ。鬱憤がたまらない訳がありません。
現在の極右の躍進の兆しは、このベルリンの壁崩壊の頃からすでに始まっていたと言えるでしょう。歴史は繋がっているのですね。

極右を毛嫌いする人はきっと多いと思いますが、彼らには彼らの思いがあります。それを理解しようとする気持ちも大事ではないかなと思います。まあネオナチみたいな極端なのはちょっとどうかと思いますが、、、


この映画は、そのようなベルリンの壁崩壊という歴史を、東ドイツ側の視点から捉え、ユーモアをふんだんに取り入れながら描き出している点で凄く面白かったです。

最後の東西ドイツ統一の偽ニュースは、もしかしたら東ドイツの人々の「こうだったら良かったのに」という願望も含まれているのかもしれません。ちょっぴり切ない気持ちにもなりました。

ということで、今日はこれでおしまい!



それではまた!

 À bientôt !  

↓2つのバナークリックして頂けると嬉しいです!小躍りします!よろしくお願いします!





にほんブログ村 ライフスタイルブログ 暮らしを楽しむへ





こんにちは、寒すぎて犬の散歩にすら山登り用のダウンやパンツ、ソックスで、最強完全装備で臨んでいます、カズマグナムです。
この装備は、昔アラスカに旅行に行った時に買ったもので、極寒の地でも生き延びることのできる優れものなのです。

僕は自他共に認める暑がりで、夏になるととめどもなく汗が噴き出てくるくらいでほんとに困ったもんなんですが、同時に寒がりでもあるという、わがままな体なのです。寒いのも嫌です。最早日本という気候が合ってないんじゃないか、年中穏やかな国の方がいいんじゃないか、なんて思ったりします。

こんな寒い火には焚き火にでも当たりたいな〜なんてときに、フランス語の新聞フィガロでこんなニュース記事の写真を見ました。



↓(フィガロの記事)

FullSizeRender



↓(記事のURL)

  



あ、何か燃えてるー、暖かそうー、なんて思っちゃいけません。燃えてるのは車ですかね。なんだこりゃ?っていいますと、こちらはジンバブエのニュース。


タイトルは、
「ガソリンの価格上昇でジンバブエが炎上」
って感じですかね。




ジンバブエっていうと最近になってムガベ大統領の超長期独裁政権(37年)がクーデターで倒れ、新しくムナンガグワ大統領に代わったことが記憶に新しく、ジンバブエ・ドルのハイパーインフレで有名なアフリカ南東部の国です。調べてみると、一応ハイパーインフレはジンバブエ・ドルの廃止によって収束してきているようですが、まだまだ混乱が続いているようで、それを物語るのが今日取り上げるニュースです。



以下、概要でーす



<ガソリン価格の突然の上昇に抗議する3日間のデモで数名の使者>

経済・財政危機に苦しむジンバブエのムナンガグワ大統領が発表した、ガソリン価格上昇施策に反対するデモで複数人が死亡しました。

デモはHarareとBulawayoという2つの主要都市で起こり、デモ隊は道にバリケードを作ったり商店を襲撃。後に警察の介入によって解散させられました。

一連の騒動によって激しい物損が起こり、死者も発生しました。警察を含めて多くの怪我人が出ましたが、政府は正確な数字を発表していません。

 le ministre de la sécurité(保安庁?) は「悲しみに暮れる犠牲者の御家族に、哀悼の意を表します」とのみコメント。

今回のデモの弾圧は、2018年7月の大統領選挙における反対派の鎮圧(6人が死亡)以来、最大規模のものだそうです。


<ガソリン価格が2.5倍に>

政府系の日刊ヘラルド紙は、逮捕者は少なくとも200名に上るという政府の発表について載せています。そこで政府は、責任は民主改革運動(MDC)にあると語っています。MDCとは、政府支配政党のジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(Zanu-PF )の対抗勢力で、NGOや市民、若者の集まった組織です。

一方MDCの広報は、騒動の原因は政府の政党にあると、政府の発表を否定します。その後、HarareとBulawayoでは相当数の軍隊が展開され、鎮圧に当たりました。

20年ほど前からジンバブエの経済は転落しており、数ヶ月前から状況は悪化。ガソリンをはじめ生活必需品は不足し、ガソリンスタンドには数キロメートルに渡る長蛇の列が出来るほど。



これに先立ってムナンガグワは、ガソリンの価格を2.5倍に上げることを発表していました。これは、新通貨「ボンドノート」の下落につながる過剰な消費や流通を減らすのが目的で、ジンバブエ人は再びインフレを招くのではないかと疑っています。

ZCTU(La Confédération syndicale du Zimbabwé)というジンバブエの労働組合は政府の馬鹿げた政策を非難し、人々にストライキを呼びかけました。

ムナンガグワは「この決定は必要なものだ。結果が出るまでには時間がかかる。経済は好転し、暮らしは良くなっていく。」と訴えています。


<どうしようもない経済状況>

Harareの貧しい地域では、中心部で反対派のデモが発生。ある人は、「私達には未来がない。若者はみな仕事もなく家に閉じこもっている。政府は私達のことを考えた政策をとるべきだ。」と語りました。

Bulawayoでは何百ものデモ隊がバリケードをつくり、バスや商店を襲撃して破壊しました。ある人は、「政府は愚かな政策に対する私たちの怒りをわかっているはずだ。」と語ります。


ジンバブエの経済は2017年にクーデターで退陣したムガベ前大統領時代に崩壊し、後継者であるムナンガグワはその立て直しを約束しましたが、今のところ何も成果はありません。

ジンバブエではハイパーインフレの原因ともなったジンバブエ・ドルが2015年に廃止され、アメリカドルと等価の「ボンドノート」が導入されましたが、信用不安のため価値は下落。闇市場では1ドル=3ボンドノートの低レートで取り引きされています。また、新通貨に不信感を抱く人々は、給料をアメリカのドルで支払うように政府に要求しています。


一方のムナンガグワは、スイスで行われるダボス会議において、ヨーロッパ諸国に対して自国の状況や危機について訴える予定のようです。






こんなめちゃくちゃな状態で、とんでもない国の印象があるジンバブエですが、実は意外とそうでもない面もあるようです。ムガベ前大統領についても、国内では支持する人も少なからずいたようで、意外でした。
ニュースの印象だけで判断しちゃいけないなーと思います。この点。以下のブログが参考になりました。

↓(ジンバブエの意外な側面)





にしても、暮らしが安定しないのはちょっとやだな〜、ジンバブエが再び混乱の渦に飲み込まれないよう祈ります。。


ということで、今日はおしまい!

↓2つのバナークリックして頂けると嬉しいです!嬉しくて小躍りします!よろしくお願いします!




にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ






このページのトップヘ