子育てダンサーkazmagnumの、フランス語つまみ食い生活(海外時事ニュース)

なんとなく独学で始めたフランス語をダラダラ続けながら、 2人の息子(1歳児と2歳ポメラニアン)の育児に踊り狂っております

主にフランスの新聞(ルモンド、リベラシオン、フィガロの3紙)の記事と、その中のフランス語フレーズをご紹介しています。仏検対策なんかにいいかも??なんて思ったり。

あと、日常生活の事なんかもたまーに挙げていこうと思ってます!

よろしくお願いしまーす。

こんにちは、カズマグナムです。


実はこの春にカズマグナム家では第2子が産まれる予定なのですが、同じ時期に出産予定だった同僚が先日緊急の帝王切開で早期出産したと聞いて、いきなり危機感を感じ始めてしまいました。

まだ2ヶ月あるなーなんてのんびり構えていましたが、いつどんな理由で産まれるかはわからないという事実を身近で目の当たりにして急にビビってしまい、この週末はバウンサーを買ったりベビー服や哺乳瓶を買い揃えたりと、急に我が家は出産準備モードに突入しました。


第一子であるカズマグナム2号(2歳8ヶ月)の時は、予定日ぴったりに破水→出産って感じだったので正直油断してましたが、場合によってはもう来週には第二子が産まれてるかもしれない。いやー心の準備ちゃんとしとかないとなー。しかも今回は保育園のこともあるしバタバタしそう。





コロナもなかなか収束しなさそうだし、どうなることやら??






さてさて、今日も記事のご紹介。





↓(リベラシオンの記事)

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↓(記事のURL)

紹介記事のリンク





タイトルは、
「2021年、貧困国にプラスチックゴミを押し付けるのはより困難に」
という感じでしょうか?





2021年の1月1日から、EU諸国がリサイクルが困難であったり選別されていない粗悪なプラスチックごみを許可なく他国に持ち込むことを禁ずる規制が施行されました。


2020年12月22日に委員会によって発行された新たな規制では、「受け入れ国に対して輸送の依頼をすること」・「受け入れ拒否を認めること」を条件としており、これまで「先進国のごみ捨て場」とされていた貧困国(中国やマレーシアを始めとするアジア諸国を中心とした国々)をより保護できる内容となっています。


上記の新たな規制に加え、廃棄物の国境を越えた流通について定めた「バーゼル条約」の改定も進められています。これまで条約上プラスチックごみは申告するだけで良かったのですが、今後は認可性に変わっていきます。受け入れ国は、搬入されるプラスチックゴミが汚染されていたり混合されていたりしてリサイクル不可能だった場合、拒否することができるのです。

また、この条約を批准していないプラごみ大国アメリカも規制の対象となっており、一方では今後ごみの流れがアジアからアフリカへと移っていく可能性も危惧されています。



関係者は今回の規制でプラスチックごみの量が5年前の水準まで戻ると考えており、フランスの外交筋は規制のおかげでプラスチックごみの流通を正確に把握できるようになってくると指摘しています。




<今日のフレーズ>
今日はこれまでのプラスチックごみ廃棄の現状について語るIPEN(国際汚染物質廃絶ネットワーク)の関係者のコメントをご紹介します!

"Pendant trop longtemps, les pays développés comme les Etats-Unis et le Canada ont exporté leurs déchets plastiques et toxiques vers les pays d’Asie en affirmant qu’ils allaient y être recyclés. Mais au lieu de cela, la plupart de ces déchets contaminés ne pouvant pas être recyclés étaient jetés ou incinérés, ou bien encore se retrouvaient au fond de l’océan"


「アメリカやカナダのような先進国は非常に長い間、プラスチックや汚染された廃棄物をリサイクルという名目でアジア諸国に持ち込んでいました。しかし実際のところは、リサイクルできない汚染廃棄物の大半は投棄や焼却されたり、海底に沈められたりしています。」






確かに新たな規制によってアジア諸国のような貧困国へのプラごみ持ち込み問題は減るのかもしれませんが、ゴミの量そのものが減らない限りは、リサイクルできないごみを持て余して投棄していた主体がアジア諸国から先進国に変わっていくだけのような気がするなー。結局はたらい回しのような感じで。出てしまったゴミはどっかに捨てたり埋めたり燃やしたりしないと仕方ないですからねー。勝手に減ってくれるものではないので。


ゴミをリサイクルとかエネルギー資源に使えばいいじゃんって意見もありそうですが、現状ではリサイクルしにくくて結局焼却されているごみもかなりあるそうなので、リサイクル率を上げるためにリサイクルしやすい製品に変えていくということ、分別をさらに厳密にすること、というのは勿論大事なのですが、「リサイクルするからごみを捨ててもいいんだ」みたいな発想になると結局ゴミを捨てる側の意識は何も変わらないので、「使い捨て文化」からの脱却がどうしても必要だと思います。


衛生的にもコスト的にも使い捨て製品は魅力的なので、消費者がそこから脱却することは中々難しいかもしれませんが、こういう動きは基本的に懐に余裕のある富裕層からしか始まらないような気もするので、そこから徐々に浸透していって「プラスチックごみを削減するためにかかる諸々のコスト」を下げていってもらわないとなーと思います。脱プラとか脱使い捨てに取り組みやすい社会の土壌をまず作っていかないと。






あと、アジアへのゴミの持ち込みが許可制になることで、確かにアジアがごみ捨て場になることは防げると思うのですが、ある意味それで成り立っていた経済というのも一方ではあるのではないかな?とも思います。ごみ処理を生業としていた人たちはそれで仕事が減ることにもなる、のだとすると、環境問題とは違う面での課題が新たに生まれてくるのではないか??






大きな問題をミクロな視点で解決するのはちょっと無理で、対策すれば新たな課題がまた生まれるというのも常だと思うので、今回の規制はあくまで色々やるべき課題への方策の1つとして捉えるべきで、これでオッケーってムードにならなければいいですけどねー。








てことで、今日はこれでお終い!



À bientôt !!






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こんにちは、カズマグナムです。



今日はクリスマスイブということで、昨日の夜は頑張ってクリスマスケーキを作ってみました!👏

昨年と同じレシピを使ったのですが、昨年は色々と上手くいかなくて納得できない仕上がりになってしまったので、今年はリベンジマッチ。




そして夜なべをして頑張った結果ですが、我ながら結構うまくできました!
上のイチゴに生クリームが付いてしまったのがちょっと残念ですが、まあまあいい出来栄えではないかしら??ただ、味はまだ食べてないので未知数なのですが、、、。

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ただ、いつもこういうケーキを作るたびに後悔するのですが、うちは3人家族で一人は2歳児、僕も奥さんもそんなに食べる方ではないので、あとの処理に困ってしまうのです。。。



でも勿体ないから頑張って食べるために、今日はちょっとだけご飯を減らして、お腹を空かせて帰ろうかなー。でも昨日のケンタッキーのチキンの残りもあるし、、、



悩ましい。





てことで、今日も記事のご紹介です。




↓(リベラシオンの記事)

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↓(記事のURL)

今回の紹介記事






タイトルは、
「HealthDataHubを止めろ!:マイクロソフトに握られた健康医療データ」
という感じでしょうか? 





フランス政府は、全国民の医療健康データをHealthDataHubというマイクロソフトのシステムで一元管理する方針を発表しましたが、個人情報保護の観点や、外国の大企業にデータを委託するというセキュリティ上でのリスクから、反対の声が上がっています。

最近ではフェイスブック上の個人データがイギリスのコンサル会社(ケンブリッジアナリティカ)に流出した事件も記憶に新しく、EU側にはアメリカ企業のセキュリティ管理に対して強い不信感があります。

今回のように個人の医療データを単一のシステムに一元化することは、コロナ下においては医療現場の混乱を防ぐという意味で有効ではありますが、一方で特定企業によるデータの支配を許すことになります。また、医療データ自体非常にデリケートなものであるため、多くの団体がシステムの廃止を訴えています。


それに対して厚労省のOlivier Véran氏は、リスクを認めつつも2年間の施行期間を設けてマイクロソフトによるデータ管理を進めることを発表しました。期限付きとはなりますが、逆にいうと2年間はマイクロソフトがデータを自由に管理できてしまうということになります。その間に政策が既成事実化することで、もはや後戻りができない(マイクロソフト以外の代替がない) 状態になる可能性もあります。


一方で一元化によらず、患者との信頼関係を損なわないようなその他のプラットフォームによるデータ管理も模索されていて、2年間の間にマイクロソフトに頼らないシステムづくりができるかどうかが、今後の課題と言えます。



<今日のフレーズ>


"Deux ans. Le temps pourtant opportun et nécessaire pour repenser la gouvernance du projet du Health Data Hub avec la société civile. La gouvernance doit être séparée des problématiques d’hébergement des données. Le Health Data Hub doit se limiter à sa mission historique : être un organe de régulation de l’accès aux données. Pour l’ensemble de ces raisons, nous demandons une refonte structurelle du projet Health Data Hub ainsi que le retrait immédiat de Microsoft Azure."

「市民社会とともにHealth Data Hub計画の統治方法を見直していくのに2年は必要です。統治はデータの管理とは分けて考えなければなりません。Health Data Hubのデータへのアクセスについては制限を設けなければなりません。こういった理由すべてから考えて、私達はHealth Data Hub計画を再構築するよう、そしてMicrosoft Azure(MS社のクラウドサービス)の即座の撤退を訴えねばなりません。」




 
こういう話は「利便性」と「プライバシー」のどちらを取るか、という話に尽きますね。ただこの場合、「マイナンバー」とかと違って本人がメリットを実感しにくい面がありそうなので、尚のこと受け入れられにくい気がします。

「マイナンバー」だったら自分がやる行政手続がスムーズにできるっていうわかりやすいメリットがあるけど、医療データの一元化は病院側は管理しやすくていいけど、患者としてはどうなんだろう?例えば病院で患者のデータをきちんと見ておいてもらうことで、無駄な治療や薬を減らすことができる、という感じかしら?でもあんまりインパクトのあるメリットではない気がするなー。


日本ではマイナンバーすら抵抗がある人が多くて普及せずに、苦肉の策でマイナポイントとか付与してなんとか広めようとしてるくらいなので、個人の医療データってなるとなかなか難しそうですねー。特に日本人は世の中全体のことより自分の利益を考える人が特に多いと僕は思っているので、日本で同じことをやろうとするとハードルが高そうです。


Microsoftじゃなくて国内企業だったらそれほど抵抗が無いのかもしれませんが、こんな大切なデータの管理を外国企業に委託するっていう発想も不思議といえば不思議ですね。やっぱりネットワーク系産業はアメリカの一人勝ちなんだろうか??



国の基幹となるシステムや製品で自国産業が育たないというのは、安全保障上よくないですねー。でもまあ全部を自前にするのは現実的に難しいので、結局は利害関係国と仲良く折り合いながらやっていくしかないのかもしれませんけど、、、。



てことで、今日はこれでお終い!




À bientôt !!






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こんにちは、カズマグナムです。


今年の春から夏にかけて、何故か急に体重が増えだして、職場で去年健康診断があったときに測ったときと比べて体重が2kg増、ウエストに至っては7センチ増という、看過できない状況となって以来、普段の朝食・昼食のおかずを一品減らし、夜ご飯はお米を80gに減らして( もはや2歳児のカズマグナム2号と同じ量!)おかずもそれまでより量を減らすなど、食事管理を徹底するようになってからはや4~5ヶ月ほどが経ちました。


状況はというと、体重はもとに戻り、ウエストは増加前よりさらに2センチ減となって、なかなか順調な結果を出しています。たまーにはおやつを食べたりもしますが、寝る前とかに食べなければ何とか現状を維持できそうです。ただ、土日などは活動量が少なくなるせいかして、ちょっと油断するとすぐ反動で増加してしまいます。まあ、その翌日とか気をつけて節制すればもとには戻るのですが、、、。



しかし、今の状態を維持するのにこんなに食生活を意識しないといけないなんて、、、。ほんと、年齢を重ねる毎に代謝が低下していくさまをまざまざと見せつけられているような感じがしますねー。


生物は常にエントロピーが崩壊する方向に突き進んでいるという重い現実。秩序を保つにはそれ以上のエネルギーでもって崩壊を食い止めなければならない。

ダイエットというのは、生半可な生命活動ではないのだと、改めて感じる今日この頃。





さて、今日はたまたま検索で見つけたフランス語記事が面白かったのでご紹介します!





↓(OBSの記事)

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↓(記事のURL)

今回の紹介記事へ







タイトルは、
「ステイホーム:麺のガイジン<ネコラーメン>」
という感じでしょうか?






コロナウイルスによる自粛で外出が思うようにできなくなっている今、パリで「ラーメン」が注目されています。


< Un ramen c’est le meilleur plat du monde, c’est bon, pas cher et copieux >ラーメンはおいしくて値段が手頃な上、簡単に作れる世界一の料理だ」



パリで日本人が多く居住するSaint-Anne通りで「Neko Ramen(ネコラーメン)」を営むSedrik Allani氏はそう語ります。


 
もともとラーメンは<la mian>という、中国語で<nouille tirée(引き伸ばされた麺)>という意味の言葉から来ており、19世紀に中国人の移民によって日本にもたらされたものが独自に発展し、今では日本を代表するストリートフードになっています。



Sedrik Allani氏は日本でラーメン修行をした経験を持ち、スタンダードな「とんこつ」・「みそ」・「しょうゆ」をベースに、ビーガン向けにこだわり抜いた新鮮な野菜をふんだんに使ったりなど独自のアレンジを加えた味で、パリで本物のラーメンを広めようと努力しています。

また、他にも"うどん"、"そば"、"唐揚げ"といった日本の定番食も提供しており、デザートには餅を添えた緑茶や黒ごまのアイス、抹茶ミルクのチョコレートクッキー、ゆずを使ったチーズケーキなど、食べるだけで日本を味わえるものが揃っていて、まさに「food trip」を楽しめる店になっています。






そしてSedrik氏にはさらに、ラーメンの「表記」や「食べ方」に対しても強い思い入れがあります。


ラーメンはフランス語で「lamen」と表記しますが、これは"l"を"r"にしてしまうと、"r"は日本人には発音しづらい音なので「本物」とは言えない、と彼は考えています。


また、欧米ではスープは本来音を立てずに食べるのがマナーですが、ラーメンを味わうためには麺やスープを「<zuzutto(ズズッと)>音を立てて吸う」ことが欠かせず、自粛期間の今だからこそ周りを気にせず家で思いっきり麺をすすって、ラーメンを楽しんで欲しい、と言っています。








<今日のフレーズ>
今日はラーメンを美味しく食べるために必要なことについて語るSedrik氏のコメントをご紹介します!

"Et si vous voulez les déguster comme un vrai Japonais, sachez que ces nouilles ne se coupent jamais : elles s’aspirent… bruyamment. Il y a même un mot pour décrire le bruit que l’on émet en les dégustant, c’est le zuzutto, le but étant d’avaler du bouillon en même temps que les nouilles pour plus de saveur. Une sorte de « slurp » à la française. Plus on fait de bruit, plus on apprécie le plat."


「あなたがもし本場の日本人のようにラーメンを食べたいなら、麺を噛み切ってはいけません。音を立てて啜るのです。麺を啜るときの音を表現する<ズズッと>という言葉もあるくらいで、麺とスープを一緒に啜って味わうことで、より美味しくラーメンを食べることができるのです。<啜る>はフランス語では<slurp>と言います。音を立てれば立てるほど、料理を楽しめるのです。」






記事を読んでたら無性にラーメンが食べたくなってきました、、、。

もう数年来、機会が無くて、それに健康のためもあってラーメンを食べてないのですが、普段はそうでもないけど意識するともう食べたくてたまらなくなってしまいます。僕もラーメンは大好きなんです。。


でもやっぱり美味しいものは体に良くないっていうのが常で、美味しい(特に僕の好きなこってりなやつ)ラーメンほど、太りやすいし体には負担になってしまうなあー、なんて、およそ食を楽しむ資格の無いつまらないことを言っているのですが、たまには食べても罪にはならないよねー。


健康志向で尚かつめっちゃ美味しいラーメンっていうのは巷にはあまり無い気がしますが、どうなんだろう??パリのネコラーメンで出してるビーガンラーメンとか、そういうのがあったら食べてみたいなあー。日本のラーメンのターゲット層を考えるとあんまり需要がなさそうではありますが、健康に重点を置いた人なんかには受ける気もするし、そんな店があったら誰が教えて下さい!



このブログを書いている今はちょうど昼食前のお腹が最も空いているときであるというのもあって、書いているだけでお腹が鳴ってきてしまいます。ああ、辛い。




てことで、今日はこれでお終い!




À bientôt !!






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こんにちは、カズマグナムです。



1~2年くらい前に息子カズマグナム2号が原因でメガネが壊れてしまったのですが、セルロイドで修理できない感じだったので、アロンアルファでくっつけてしばらく騙し騙し使っていました。
それ以来ことある毎に繰り返し壊れてしまって、その度にアロンアルファでくっつけているので、さすがにもう見た目にボロい感じになってしまっているのでいつか買い替えたいなーと思いつつ、メガネはレンズ代も含んでて高いのでなかなか勢いでは買えず、もどかしい今日この頃。。


もう10年くらい使っているのでまあ頑張ったほうかなーとは思うものの、使えるうちは使い倒したい性分もあるので、とりあえずしばらく(あと数年くらい?)は我慢して、修復不可能になるまで頑張ってみようと思います。惨めにならない程度に、、







ってことで、今日はものを大事に使うファッション文化の兆しについてのフィガロの記事をご紹介します!




↓(フィガロの記事)

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↓(記事のリンク)

今回の紹介記事へ





タイトルは、
「服のリペアがラグジュアリー産業の未来の姿?」
という感じでしょうか。






毎年数百万トンもの衣服やアクセサリーがちょっとした欠陥が理由で捨てられています。また一方では、家の中にもそういった理由で着なくなった服などが保管されています。直せることなら自分で直してできれば使いたいけど、出来ないから仕方なく新しいものを買う、というケースも多いのではないかと思われます。

そんな消費社会を代表するかのようなモード界のあらゆる分野で、近年は保存・修理・リサイクル・リユースといった環境への影響に配慮した新しいファッションの形が注目されています。



買い換えるのではなく、質の良い、修復を前提とした服。ファッションをそういった方向に変えた先駆者としてHermès(エルメス)が挙げられます。

エルメスは「修復して使えるものこそ贅沢品だ」という理念のもとに、リヨン近郊にある2ヶ所の修復専門アトリエで、およそ80人の職人により年間10万点ものリペア製品を生み出しています。


他にも靴のリペアを手掛けるJ.M.Westonや、古着を新品と交換し、さらにその古着をリメイクして再販するA.P.C,ブランド関係なく修復しリサイクルを手掛けるスニーカーブランドのVejaやアウトドアブランドのPatagoniaなど、数々のブランドが地球環境の保護に重点を置いたビジネスを展開しています。


こういった動きのきっかけになったのが、劣悪な環境で働かされていたバングラデシュの衣服工場の従業員1000人以上が死亡した、「ラナ・プラザ崩落事故」で、大量消費を前提としたファッション界の在り方に多くの人が疑問を抱くようになりました。




また、修理等のサービスだけでなく、自分でリペアが出来るように技術を教えるアトリエをつくるという動きも出ています。技術を身につけることでもし自分で服を直すことができれば、愛着を持って長く服を着続けることができるからです。

かつては服を縫ったりする作業は女性のすることだという風潮がありましたが、近年では、技術を身につけることが自信につながるという面でも、技術を覚えたいという人は増えているようです。

また、衣服を直すという行為は、ファストファッションに代表される「大量消費社会」への抵抗の象徴とも考えられており、環境保護運動の一環として広めようという動きも出てきています。




今後ファッション業界では、パッチワークなどを手掛けるMacron&Lesquoy、デニムの補修をするSuperstitch、スニーカーリペアを行うSneaker&Chillといったリペアを専門とする人々が増えると考えられます。また、家庭や結婚式場などに出張しリペアサービスをしてくれるTilliなど、時代の養成に応じた新たな形の仕事も現れています。



ある意味では、「Trouver de la beauté dans les imperfections(不完全の中に美を見出す)」という、数百年前から日本の陶磁器で行われている「金接ぎ」にも通ずる哲学が、あるいは「le wabi-sabi(侘び寂び)」の精神が、ファッションの世界で再興しているとも言えるのかもしれません。


<今日のフレーズ>
今日は記事の終わり、衣服を直すことと日本の伝統とのつながりについて語る一文をご紹介します!

"Je trouve les choses plus belles quand elles sont accidentées. Ainsi, dans ce que j'entreprends en tant que designer, je m'adapte à ce que je trouve. Dans la réparation, il y a des couches successives, mais il ne faut pas forcément vouloir revenir au point de départ initial."

「私は壊れたものにこそ美しさを見出します。そして私はデザイナーとして、その美しさを作品に反映させています。修復という行為は蓄積していきますが、必ずしも元の状態に戻らなければならないわけではありません。」





最早言い古された感すらありますが、近年はファッションに限らずあらゆるものにスピードや低コスト、手間がかからないといった「ファスト性」や「効率性」が求められている気がします。そしてそれに反比例するかのように、物事に時間をかけたり1つのものを長く使い続けるという考え方はどんどん軽視されてもいるようです。


勿論同じかそれ以上の品質のものが効率よくできるというのであれば手間が省けるに越したことはないと思いますが、時間を削ったぶんだけ質が落ちるというのであれば(サービスの効率化などを除いて実際の生産物の質を考えた場合、現実はほとんどそうなってると思いますが、、)、やはりそういった風潮に「本当にそれでいいのか?」と問う必要があるのではないかと個人的には思います。


良いものや手間ひまのかかるものは確かに高く付くけどそれだけ大事にしようという気持ちにもなるし、何より物語性があります。語り継ぐことのできる物語をもつものというのは、それだけでお金では測りえない価値があるような気がします。




ちなみに僕自身は一度買ったものは値段に関係なく修理してでも使い続けたいタイプ。服であれば数千円のものでも数万円のものでも、同じように大事にして着続けています。破れたりしても補修して、むしろその補修跡を新しい表情として楽しんでいます。


この間は購入して6~7年くらい経つ革靴に穴が空いてしまったので、新しいのを買おうかと一応色んなお店を回って探したのですが、いくら探しても何故かぐっとくるようなものに出会えなかったので、結局買った値段よりも高いお金を払って修理して、今も履き続けています。


あと、物凄く気に入っていた器を落として割ってしまったときも、捨てずに「金接ぎ」してもらって、今でもそれをずっと使い続けています。これも買った値段の倍くらいの修理代がかかりましたが、それでも迷うことなく修理に出しました。




それぞれ別に凄く特徴のあるものでも高級なものでもないのですが、使っているうちにできた傷や汚れも味わいになって、愛着が湧くようになったのだと思います。使い続けることでどんどん「自分のもの」になっていくような感覚が、心地良いのです。





買っては捨てて買い換えるという消費の仕方では、そういった物との繫がりを楽しむということができません。時代の流れが消費社会に飲み込まれていくのはある程度仕方がない面があるのかもしれませんが、やっぱり悲しいですね〜。





てことで、今日はこれでお終い!




À bientôt !!






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こんにちは、カズマグナムです。


今日は嬉しい報告&宣伝です!




以前youtube premiumで限定公開されていて、その後残念ながらシリーズ化には至らなかった海外ドラマ「WAYNE」が、アメリカのamazonPrimで公開されたらしいのです!

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主演はマーク・マッケンナとシアラ・ブラヴォで、曲がったことは絶対に許さない不器用な高校生ウェインが、暴力的な父親のもとで暮らす少女デルを連れ出し逃避行を続ける、というロードムービー的なドラマなんですが、以前もブログで紹介したことがあるのですが、とにかく面白い!


悪とみなした相手は徹底的に潰しにかかるウェインの爽快さはさることながら、文字通り一直線に突っ走るウェインと、彼の振る舞いに戸惑いながらも徐々に惹かれていくデルとの淡い青春ドラマのような要素。

後半にかけて距離がどんどん縮まって盛り上がってくる二人の関係に呼応するかのように、デルを連れ戻そうと近づいてくるデルの父親の姿。

その2重のドキドキ感が堪らなくて、最後の最後の展開が切なすぎて、もう次回作が待ち遠しいと思わせてくれる作品でした。


なのに打ち切りなんて、、、って思っていた中での今回の本国配信開始!これはもうアメリカの皆さんにぜひ見て頂いて、シーズン2製作につなげてもらいたい。そして日本でも配信してほしい!切に願います。もっかいみたい。何度でも観たい。



きっと二人のファンになること請合いです!







さてさて、気を取り直して今日の記事。





↓(リベラシオンの記事)

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↓(記事のリンク)

今回の紹介記事へ








タイトルは、
「6歳でのマスク着用。年齢の合理的理由はあるのか?」
という感じに訳しました。






ヨーロッパ各地と同様に、フランスではコロナウイルス第2波の影響により、再び外出自粛要請が出ていますが、学校は自粛による影響が大きくなる懸念から休校を見送ることになりました。
しかし一方で、小学生にも(具体的には6歳から)マスク着用を義務付けることが、教育的観点から子どもの成長に悪影響を与えるのではないかという懸念が、教育や心理関係の専門家達から出ているようです。


6歳の子どもはまだ脳の発育が十分ではなく、抽象的思考や理性的判断をすることが難しい年代と考えられています。実際様々な面での表現活動が重要となる多感な子どもたちが、社会の規範を受け入れて行動を抑制することは脳の複雑な活動を要するため非常に困難が伴います。行動が抑制された結果、将来的にコミュニケーションや感性に何かしらの影響を残す可能性も考えられます。



大人であれば、たとえ常時マスクをつけることが困難であってたとしても、それが感染拡大を防ぎ、いずれはウイルスを駆逐することに繋がることを頭で理解できるので、そういった規範も社会で受け入れられるのだと考えられます。ですが子どもたちにそこまで要求することは非常に困難が伴います。

また、マスク着用に伴う息苦しさや頭痛といった健康面での不具合、他者とのコミュニケーションの不便さなど実用面での不具合があるため、特に朝から放課後まで常に集団生活を送る子どもたちにとってはマスクの常時着用は過酷なことで、大人と同様に規範に従わせることが果たして最善と言えるのか??そういった観点から、学校での子どものマスク着用義務は緩和すべきだという意見も出ています。




実際にマスク着用が子どもの発育に影響するかどうかは、様々な専門分野からの長期的な研究を行う必要がありすぐにはっきりとした答えが出るわけではありませんが、仮に影響があると判断された場合、どういった代替策を取ることができるのかを考える必要があります。

既に第一波で、今までに経験したことのない社会との断絶感や孤独感に苛まれてきたこどもたちを守るのは大人の責任です。はっきりとしたことがわからない以上、子どもたちに過度に不安を与えないよう表現や成長の機会を保障しながら、この生活が長期に渡る場合に考えられるその他の問題も考えながら、ウイルスと共生していく必要があります。








<今日のフレーズ>
今日は記事の終わりのまとめの部分をご紹介します。

"La question des masques à partir de six ans est une des parties immergées de l’iceberg. Elle montre bien la difficulté à penser l’enfant dans sa globalité et la prévention de troubles psychiques en état d’urgence, d’autant plus lorsque cette urgence dure et s’installe."


「6歳からのマスク着用義務の問題は氷山の一角に過ぎません。マスク着用義務の問題は、社会全体の中で子どもたちのことを考える難しさや、危機の渦中または危機が長期化する場合に及ぼされる身体トラブルの予防の問題を明るみに出しています。」






僕の息子カズマグナム2号(2歳)はマスクをつけると最初は喜びますが、気分によってすぐに外してしまいます。当然マスクの意味は全くわかってなくて、単なるファッション的なものという認識なのかな?と思いますが、子どもにマスクを着けさせるのは大変だなーと、いつも身をもって感じてます。。

まあ小学生ともなればさすがにマスクの意味はわかっているとは思いますが、大人ほど社会や周囲のことを考えて物事を判断して行動するのが難しいので、学校生活でずっとマスクを着用させるのは大変かもしれませんねー。素直な子ならいいですが、みんながみんなそうってわけでもないでしょうし、、。

それに、マスクが何かしら人間形成や学習活動に影響を与えるとしてもそれほど深刻なものだとは思えないし(勿論なんの根拠もありませんが、、)、感染リスクの問題を脇においてでもマスク着用を緩和するというのは、ちょっと判断が微妙な気がしますねー。緩和してまた感染が広がって、みたいなことになると、もっと状況は悪くなりますし。かといって登校禁止にするのは余計に子どもにとってはストレスだろうし。


結局は過度に怖がらずにウイルスとうまく共生して、重症化しないよう衛生面には最大限気をつけながら、通常の生活を送っていくしかないんだろうなー。ほかのウイルスとかと同じように。




それにしても、いつになったらマスクがとれるのかしら??そして、これは一体誰か決めるのかしら??


素朴な疑問。



てことで、今日はこれでお終い!




À bientôt !!






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